美輪明宏さんがスポ日の毎週日曜日に「世直しトークあれこれ」をスポーツ新聞購入対象者、つまり男性サラリーマン向けにバッサリと書いてきた記事、これがめでたくも1冊の本にまとめられました。
美輪明宏さんの本は女性向けに書かれた本が多い中で、これは完全に男性、それも「頭が仕事ばかりに向かっているであろう男性」に敢えて向けて書いた画期的な本の1冊と感じレビューしました。
全部面白いのですが、敢えて少し抜粋を。
まずは「不倫について」。美輪さんは「不倫をすればどうなるか。単に出世できないだけではなく、それによる自己嫌悪、後悔、ひがみ、やけ酒…挙げ句の果ては家庭崩壊…その原因が、なんと「穴」ひとつですよ。…今の日本人は若者もオッサンも後先のことをまったく考えなくなっているのです。」なんともまあ、美輪さんだから表現出来る文章!
もう一つ。「会社について」。美輪さん曰く「会社は誰のもの?…実は誰のものでもないのです。会社はバケモノ。新入社員を口から食べて、古参社員を尻から出す、それも栄養分だけ吸い取って、カスにして放出する、得体の知れない怪物」とバッサリ本音トークで!
他にも、ダメオヤジ、熟年離婚、占いブーム、お酒、飲酒運転〜果ては教育、愛国心、戦争等々、まあこれだけ本音でズバッと本当のことを書くことが出来るのは美輪さんだけでしょう、時には笑いを含めながら。痛快です、本著は。奥も深く、是非まずはやましい事をしていると自覚している世の男性から経営者まで。必読です!