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ちょっと重くて、読むのがしんどいなという場面もありましたが
男と女が、向き合う形での恋愛というよりは、
もっと広い意味で、人としての情愛のようなものがテーマになっています。
肉親愛だったり、夫の前妻との不思議な心の交流だったり・・・
そういう出来事を経て、主人公自身が、心の傷を癒され、
憎しみや執着といった負の感情から開放されていきます。
個人的には“凪の情景”が1番好き。
ある意味この話だけが、純粋な恋愛ものかも。
“死”という永遠の別れのあとで、
本当は深く愛されていたのではないか、という、
予感が確信にたどりついていく、主人公の心が切ないです。
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