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不連続殺人事件 (角川文庫)
 
 

不連続殺人事件 (角川文庫) [文庫]

坂口 安吾
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

山奥の一別荘に集まった様々な男女。異様な雰囲気の日々、やがて起こる八つの殺人…。人間心理への鋭い洞察と見事なトリック。日本の推理小説史上、不朽の名作との誉れ高い長編推理。(高木彬光)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

戦後間もないある夏、詩人・歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まったさまざまな男女。作家、詩人、画家、劇作家、女優など、いずれ劣らぬ変人・奇人ぞろい。邸内に異常な愛と憎しみが交錯するうちに、世にも恐るべき、八つの殺人が生まれた!不連続殺人の裏に秘められた悪魔の意図は何か?鬼才安吾が読者に挑んだ不滅のトリック!多くのミステリ作家が絶賛する、日本推理小説史に輝く傑作。第2回探偵作家クラブ賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 329ページ
  • 出版社: 角川書店; 改版 (2006/10)
  • ISBN-10: 4041100194
  • ISBN-13: 978-4041100196
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mutantmogura トップ1000レビュアー
形式:文庫
"ミステリは遊びの文学である"、という定義に従えば、本作は間違いなく傑作である。
なんといっても、著者が楽しんで書いたことが文面から良く読み取れる。
著者安吾がこれだけ楽しんだ作品だ。
面白くない訳がない。

今風にいえば、クローズド・サークルものといえるだろうか。
怪しげな登場人物が一カ所に集まり、そこで殺人がおきる。
多くの登場人物の間に愛憎関係やら何やらのドロドロしたものが存在して、みんながそろって怪しく見える。
まさに、ミステリというか、古き良き探偵小説のムード満載といったところだ。

プロットは、現在では陳腐に見えるかもしれない。
トリックも、なんじゃこりゃ、といったものかもしれない。
しかし、それを補って余りあるこの羊歯の根のような人間関係の縺れ方はどうだ。
それが、ちゃんと書き分けられているんだから。
ちょっと分かりにくいのは、ご愛敬といったところか。
それとも、著者の頭脳にこちらが追いつけないせいか。

不連続といいながら、連続殺人なのもご愛敬だが、唯一、巻頭2ページで登場人物の多くを紹介するのだけはマイナスポイントだな。
読んでいると段々と識別出来てくるが、名前だけではまったく人物の見分けはつかない。
誰がだれやら、何をどういう気持ちで言っているのか、行動しているのかは、最初のうちはまったく認識不能である。

しかし、本書の面白さは、そんなことを帳消しにしてしまうほどである。
どこがどう面白いのかはネタバレの恐れがあるために控えるが、とにかく人間関係に注目して、注意深く読むことをオススメする。

ミステリとしても小説としても破綻のない、キリリとしまった作品である。
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18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:文庫
安吾ファンだけどこの作品はムリ。
作者が完結させた数少ない長編小説、という価値しか見出せない。

根本的にダメなのは、殺人事件が立て続けに起こる歌川家に客人らが留まり続ける理由が示されていない点である。

おめーら殺人事件に遭遇したら逃げろよ。
外部との交通手段を断たれた訳でもないのにさ。孤島でも吹雪の山荘でもないのにさ。
てか、日中外出して夜になると殺人犯のいる館に戻ってくるってのが意味不明なんだよ。
逃げろよ。留まる理由ねえだろ。明らかに留まる義理のない客も留まってるし。

作者は上記の点を考慮すべきであった。
そこは割かし安直な舞台設定でナントカなった気がするのだが……。

ちなみに私は角川文庫版で購入したのだが、本文庫では連載時に付いていた「読者への挑戦」が省略されているらしい。
この手紙は作者が読者を挑発して推理を煽るものだったらしい。至極残念。よく調べてから買うべきだった。
こちらには付いてくるらしい。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とにかく迷走 2004/10/30
形式:文庫
この本を読んでいて初めに思った事はとにかく登場人物がごまんとで出来てとにかくややこしい本当にこの物語はちゃんと最後に収集がついて終わるのかと腹を立てて読んでいましたが、最後まで読み終わると自分の見落としにハッとさせられてしまう。そんな作品です。安吾のほかの推理小説を読みなれているひとでもこの小説にはかなり衝撃を受けると思います。何でも病室の中で書き上げたというのだから驚きです。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
うーん、さすがです
その名声に違わない面白さだった。
いやあ、犯人の知恵、トリックにただひたすら脱帽です。
見事に騙されました。
題名もいい。
投稿日: 9か月前 投稿者: 新宿屋
連続して死にます。
面白かったです。『不連続殺人事件』というだけに全然人死なないのかな・・・
と、心配していたのを吹き飛ばす様にガンガン死んでいきます。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 白雪
無頼派安吾が体現構築した華麗なパズル小説
この一冊ほど読了後に忸怩たる思いにさせられた作品はない。いや、それはむしろ溜飲が下がる思いと喩えた方がしっくりくる様なモノなのかも... 続きを読む
投稿日: 2009/9/7 投稿者: Martha Argerich
坂口安吾作でなきゃ、只の凡作では?
... 続きを読む
投稿日: 2009/8/15 投稿者: ビン・ラーディン
文豪の非文学的な「謎解きゲーム」
作者は戦後新文学の旗手にして太宰治と並ぶ無頼派を代表する作家のため、本書も文学的な作品のように思われがちであるが、さにあらずで「推理小説というものは推理をたのしむ... 続きを読む
投稿日: 2009/7/16 投稿者: トーマの休日
坂口安吾ってスゴイな、と思わせる作品
探偵作家クラブ賞受賞作品。戦後間もない、今から60年ほど前に書かれ「日本小説」とゆう本に連載されたそうです。連載途中で作者の坂口安吾が「この物語の犯人が分かった人... 続きを読む
投稿日: 2009/5/28 投稿者: ミムラねーさん
漫画的な面白さ
登場人物の多さに目を瞑ればマンガのようにどんどん読み進めることができる。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/15 投稿者: 麻雀狂
純文学の中の推理小説
推理小説は文学であると同時に謎解きクイズの側面もあります。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/26 投稿者: タイガーバース
日本推理小説の最高峰の一つで世界に誇れる名作
最もフェアプレイで、論理的に考えても科学的に考えても筋が通る謎解きで、日本推理小説の最高峰の一つで世界に誇れる名作と思います。豪華キャストでの映画化を望むくらい... 続きを読む
投稿日: 2007/4/14 投稿者: 匿名
今なお色あせぬ名作
やたらと多い登場人物、次々に起こる連続殺人事件。そしてその登場人物の皆それぞれが奇人変人ばかり。誰もが怪しく、またそれでいて「怪しい」ことが当たり前なこの世界では... 続きを読む
投稿日: 2007/3/17 投稿者: ブラックベルト
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