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不祥事は財産だ-プラスに転じる組織行動の基本則 (祥伝社新書184) (祥伝社新書 184)
 
 

不祥事は財産だ-プラスに転じる組織行動の基本則 (祥伝社新書184) (祥伝社新書 184) [新書]

樋口 晴彦
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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不祥事は財産だ-プラスに転じる組織行動の基本則 (祥伝社新書184) (祥伝社新書 184) + 組織行動の「まずい!!」学―どうして失敗が繰り返されるのか (祥伝社新書)
合計価格: ¥ 1,596

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商品の説明

内容紹介

「組織行動」シリーズの第3弾。なぜ、不祥事や事故が起きたのかを独特の視点で、徹底的に分析し、解決の糸口を明かす。今回は「雑司ヶ谷下水道事故」「海上自衛隊イージス防衛秘密流出事件「シンドラーエレベーター死亡事故」など9件の事例をあげて解説する。三井物産は不祥事のあと、その原因と経過を小冊子にして全社員にくばり、問題となった器材を研修室に展示し戒めにするという、まさに「不祥事を財産」にしている。組織人として見習うこと大である。

著者について

1961年、広島県生まれ。東京大学経済学部卒業後、国家公務員上級職に採用。愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官のほか、外務省情報調査局、内閣官房内閣安全保障室に出向。1994年、フルブライト奨学生としてダートマス大学ビジネススクールでМBAを取得。現在、警察大学校警察政策研究センター教授として危機管理分野を担当。危機管理システム研究学会常務理事、失敗学会理事、組織学会、警察政策学会会員。著書にベストセラー『組織行動の「まずい!!」学』『「まずい!!」学 組織はこうしてウソをつく』(ともに小社刊)『企業不祥事はアリの穴から』など多数。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2009/12/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396111843
  • ISBN-13: 978-4396111847
  • 発売日: 2009/12/1
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
「なぜ重大ミスは起きたか?」。警察キャリアである著者の行政官らしい緻密かつ明瞭な分析が楽しめるミス研究の第3弾。報道では、「当事者が悪い」「管理体制が悪い」とエピソードを野積みして終了…となる組織の重大ミスについて、本書はミスが起こり、発覚するまでの長い道のりを示し、そこに至るまでに多くの人がかかわっていることを強調する。担当者、ミスの火元だけではなく誰かか気づけば…なのに結局ミスを見逃す組織体質がミスを生む、著者は文末でそう結論づける。

扱っているミスの多くは堅実ではあるが読ませる分析で、ミスを起こした組織のゆるみを指弾するが、シンドラーエレベーターや赤福については、一方的な断罪はしていない。エレベーターは一義的には保守業者のミスで、エレベーター業界の特異な業界慣行にも要因があることを指摘した上で、シンドラーの「態度」という本来的ではない要因で、「主犯」ではないシンドラーが火の粉をかぶることになったと見る。赤福は、ミス事案について、事前に法令に適合しているか保健所に確認をしたのに、管轄外の法令に保健所が何も回答しなかったために、合法と勘違いしてしまったという運の悪さもあるという。

文末で、著者はもう一つ重要な教訓を述べる。過去の失敗も、不適切な記述がされれば誤った教訓を引き出し、有害な結果をもたらす可能性がある、というものだ。日露戦争旅順攻防戦について、正攻法を否定し賭博的な作戦をよしとする、誤った戦訓が参謀教育の方針となったと、著者は考える。旅順攻防戦の正否、乃木・伊地知コンビの妥当性は、坂の上の雲のイメージが強い自分個人としては何とも言えない部分があるが、著者の考えも一理あると思う。本書はこのように、面白い事例分析だけではなく、ミスを学ぶ上で、参考になる教訓が多く含まれていると思う。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By atom
形式:新書
著者の「組織行動」シリーズの第3弾。この数年間に発生した不祥事の実例を紹介し、警察キャリア官僚である著者が持ち味とする緻密な分析で、事実関係を見つめ、不祥事を”他山の石”としてリスク管理上の教訓を惹きだそうとしている。その意味で『不祥事は財産だ』という著書名の狙いは成功していると思う。

個々の組織におけるリスク管理の要諦は、いかにリスク・リテラシー(リスク読解力)を高めていくかであると著者は語る。これは、職場に潜在しているリスクを把握するための洞察力、それが発現した場合にどのような危機が生じるかを予測する想像力、リスク管理対策の必要性を認識する理解力を総合したものと解説する。
これを組織力として強化していく事は決して楽なものではないが、組織内の努力で克服できるものである。

一方、不祥事を報道するマスコミとの関係は、いかに伝えるかの問題であり、その伝え方を誤ると、問題の本質から外れた表層的な報道の攻撃を受けて、企業の存在を危うくしてしまうリスクを抱えることになる。そして、本質的な問題が議論されることなく、同様の不祥事が将来再発する可能性があることを著者は静かに語っている。

読者の読み方によって、コンプライアンスの視点、マスコミとのコミニケーションの視点、不安全行動をなくしていく組織安全衛生の視点、経営戦略の視点、または、営業戦術の視点から読んでも教訓を得られる内容になっていると思います。その意味で、どのようにこの本を読み取るかは、読者ひとりひとりのリテラシー次第ということが言えるかもしれません。
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形式:新書
 危機管理の専門家が書いた本です。

 雑司ヶ谷下水道事故
 三菱化学鹿島事業所火災事故
 海上自衛隊イージス防衛秘密流出事件
 シンドラーエレベーター死亡事故
 加ト吉循環取引事件
 赤福不適正表示事件 

 等の事故、事件が何故起こったのか、どうしたら防げたのかを解説してくれています。
 自社で事件を起こしてしまうと、会社が無くなってしまうかもしれません。
 この本を他山の石として自分自身を磨くために是非利用することをお勧めします。
 会社の不祥事は誤魔化そうと思ってもいつか明らかになってしまいます。
 公表までの時間が経てば経つほど被害が広がることを学ばなければならないと思います。
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