ビジネスの世界では、物事が計画通りにいくことはほとんどない。特に、最近は過去の経験を生かすことができずに予想から外れ、思ってもみなかった事態へと進んでしまうことが多い。
なぜなら、ビジネスにはもともと「確実」なことは何一つなく、常に変化するものであるからだ。すなわち、ビジネスで勝ち残るには、「不確実性を減らし、変化に対応する」ことが鍵となる。
本書は、不確実な時代を勝ち残るためにできることを15のケースを通して学ぶ実践書である。なお、2007年に出版したロングセラー『定量分析 実践講座』と同じ著者が執筆陣のひとりとして参画。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
予想より中身は簡単,
By YT - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 不確実性分析 実践講座 (単行本(ソフトカバー))
「不確実性分析実践講座」・・・非常に難しそうな題名である。しかし中身は決して難しくはない。 この本を読めば、現在用いられている不確実性に関する様々な分析ツールも所詮は、日常の「こんなことを計算・分析できるソフトがあったらいいな」というようなニーズからできた非常に簡単なものであることが分かる。 本の題名にある通り実践するための勉強として十分使える本であるだけでなく、経営に関する様々な分析ツールのための最初の入門書としても非常にお勧めできる本である。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本人が苦手なデジタル経営手法の教科書,
By Pitmac (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 不確実性分析 実践講座 (単行本(ソフトカバー))
昔の天気予報は「雨が降るでしょう」だった。それが今は「雨の降る確率が70%です」となり、正答率が増加するとともに、納得性も増した。これがアナログ予測がデジタル化した一例だ。この本では未来が不確実なゆえに、「鉛筆なめた数字」で作成し、あいまいな「アナログ」で済まされてきた事業計画を、みんなで協議して実現確率を見込んだ「デジタル」な事業計画とする「モデル化」、「対話」、「モンテカルロシミュレーション」などのデジタルな経営手法が懇切丁寧に解説されている。 見掛けはいかにも堅そうな本だが、各事例の最後に「このケースで学んだこと」がまとめてあり、章の最後には、「その章のまとめ」で、内容が整理されていてわかりやすい。、新書で出しても良いくらいの一般読者を対象にこなれた内容となっている。この本で紹介されている多くの図表のエクセルデータなどが、著者のホームページでダウンロードできるのも便利だ。すぐに実ビジネスに応用できる本である。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コミュニケーションツールとしての不確実性分析,
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レビュー対象商品: 不確実性分析 実践講座 (単行本(ソフトカバー))
ビジネスの意思決定において常について回るのが、儲けの仕掛け(モデル)とそのブレ(すなわちリスク)になりますが、この本は不確実性を切り口にこうした分析のフレームワークにとどまらず、意思決定・コミュニケーションに踏み込んでいる点秀逸なものだと思います。モデルのロジック、前提の検証、リスクの程度や網羅性、といった勘所を抑えつつ質の高い実務的な意思決定が見えてくると思います。ビジネスプランニング、ベンチャーや投資の企画・立案・評価、など幅広に使える実際的な入門書として高く評価します。
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