製薬業界のR&Dマネジメントに関する分析を報告した書籍は過去にないとのこという。
その点からすれば、この作品の未開の地に一石を投じた意義は大きいと思います。
ただ、この業界にいるものとしては、それほど新鮮さを感じられる内容は少なかったのですが、ぼんやり把握していたことをこの作品を読むことで体系的に整理することができたというのが個人的な感想です。
今回は、「日本で成功するには」という観点での提言が目立っていましたが、今後は「世界のメガファーマという強烈な競合に対して国内企業が如何にグローバル化を進めていくべきなのか」についての解を提示してもらいたいと感じました。
筆者はまだ30代のようなので、今後の研究成果に期待したいと思います。