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不知火・人魂・狐火 (中公文庫)
  

不知火・人魂・狐火 (中公文庫) [文庫]

神田 左京
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

昭和初期、発光動物の研究に生涯を捧げた孤高の学者がいた。実証により自然界のさまざまな「発光現象」を解明する科学的古典。〈解説〉田中嘉津夫 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ホタルに魅せられ発光動物の研究に生涯を捧げた孤高の学者神田左京が解明する自然火の伝説。不知火、人魂、狐火を始め、鬼火、蓑火、セントエルモの火、火の玉など、山や海、暗闇の野に怪しい光を放つ火の正体を徹底的に追究し、それぞれの科学的実証を試みる。不思議な“怪火”もよくよく見れば…。

登録情報

  • 文庫: 289ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1992/12)
  • ISBN-10: 4122019583
  • ISBN-13: 978-4122019584
  • 発売日: 1992/12
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 995,846位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
およそ80年も前にこれ程、理にかなった科学的な書籍が存在していたことは、驚き以外のなにものでもありません。特に不知火の真実には、感動しました。この本に巡りあえたことは、ありがとうの言葉以外ありません。この本は私にとつて生きたお手本です。特に、これからの人にぜひとも読んでほしいのです。一生の宝になりますから。
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人魂 2012/1/30
形式:文庫|Amazonが確認した購入
原著は31年刊で、著者はホタルなど発光生物が専門の学者です。内容は自然に発生するといういろいろな火の伝説について科学的な説明ができるか試みたものです。伝説だから狐火(狐が口から火を吹く)は、大蛤が蜃気楼を噴出すと同様単なる想像で現実にはないことだで片付けてよさそうなのに、そのように見える場合があるのではないかというところまで考察しています。八代海、有明海に出る不知火は著者が文献や絵画だけでなく現象を観察できた唯一のものだが、正体を明確にしています。その他、火柱、蓑火、猫の眼の炎、女髪の火、セント・エルモの火、火の玉をとりあげていますが、説明できていると思います。割り切れないのが鬼火、特に人魂です。私はどちらも見たことがありませんが、あるとしても死体に由来する燐元素が燃えているのだと安心していましたが、これがとんでもない誤解であることが解説されています。といってガス、流星、生物などをもってきても人魂などの基本的性質に合致しないのです。このため著者は文献・絵画、体験談に現れるこれらも想像/創造の産物または思い込みとする考えに傾いていきますが、正確な観察例の蓄積が必要とも書いています。これらに取り殺されたという談はききません。もし、でくわした場合は、落ち着いてケータイで動画を撮る一方で日時、天候、場所、高度、現象継続時間、熱・臭いの有無、色、数、大きさ、固体・気体の別など克明に記録し開示すべきでしょう。これらを人の霊に結びつける考えも深層心理的には根強いと思いますが、臨終者のいる家から発光体が出たという談はありふれているのに重体の傷病人を看護する家族、看護婦さんなどがその人から発光体が飛び出すのを見たという談はなくこれはどうやら無理のようですが。巻末に怪火を含む全国幽霊・妖怪マップがついていますが、正体考究など思いもよらずこれらを素直に信じていた方が幸せなような気がしてきます。
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形式:文庫
不思議な話のオンパレードかと思いきや、
科学的なアプローチを試みた一冊でした。
軽いユーモアを交えて説明するくだりは
著者の教養の深さを感じさせます。
信じようと信じまいとの本ではなく、
貴重な資料としても十分に活用できます。
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