不登校・ひきこもり・ニートの人への支援のありかたを当事者の立場から解き明かす本。
自信が持てない不安定な思春期をどう過ごすか、自信が持てない思春期を送るすべての若者と、その人を支える人々へ贈る温かみあふれる本。自身の体験を綴った通信制高校教頭の体験的支援法。
「心の扉の鍵をもつ」という言葉が印象に残る。心の扉が開かれていないからこそ、上手に開いてあげること、または自ら開くように仕向けてあげること、その一点に尽きるのではないか。
初めからお説教するのではなく、雑談をすることから始めてもいい、少々無理しても褒めてあげることが大切。心はどこかから解きほぐされていく。少しずつ悩みを打ち明けてくれるようになっら、もうしめたもの。動けない日々から、ささいな達成感を見出し、自分から歩き出すのだと思う。
著者の笑顔がいい。とてもチャーミング。こんな笑顔の人の前では誰だって心を開いてくれますよ。