このような商品が発売されたこと自体はうれしいのですが、予算の都合か、ほとんど関西テレビの映像素材だけで構成されているようです。せめてフジテレビ(できれば毎日放送、朝日放送など他系列も)の素材をもっと利用してくれれば充実した内容になったと思います。
紹介されている選手に関しても不満があります。映像は残っていないでしょうが、天保義夫や山田伝、野口二郎はブレーブスの歴史を語るうえで欠かせない選手だと思います。1970年代以降に活躍した選手でも山沖之彦や石嶺和彦、福良淳一をはじめ、大橋穣、中沢伸二、本西厚博、高橋智、中嶋聡、小川博文、トロイ・ニールなどがほとんど紹介されていません。藤田浩雅もアニマル・レスリーとあわせて紹介すればよかったはずです。戸田善紀のノーヒットノーランに触れられていないのも残念です。反対に、バンプ・ウイルスはどう考えても不要でしょう。
紹介されている選手でも、高井保弘のオールスターでのホームランが取り上げられていないのは率直にいってひどいと思います。福本豊の映像はかなり多いですが、通算三塁打の日本記録達成のシーンはほしかったです。
それにしても、1970年代までの西宮球場はあまりに観客が少なくて泣きそうになりますが、それなりの観客動員が挙げられるようになった1980年代後半になって身売りという結末を迎えたのは今でも悲しくてなりません。あと、簑田浩二の「簑」の字が間違っているのはあんまりです。関西テレビとオリックス球団は反省してください。