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不毛地帯 (4) (新潮文庫)
 
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不毛地帯 (4) (新潮文庫) [文庫]

山崎 豊子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

元・大本営参謀の“戦争と平和”完結。日本に石油を。灼熱の地に賭ける壱岐、最後の戦い。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 634ページ
  • 出版社: 新潮社 (1983/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101104182
  • ISBN-13: 978-4101104188
  • 発売日: 1983/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 11 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 310,122位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rumiko トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
舞台は、国内自動車会社とアメリカの自動車会社との提携から、石油発掘へと移っていきます。
元軍人の壱岐は、戦争中軍事力で奪おうとし、結局それが手に入らなかったがために敗戦したという石油を、今度は平和的な方法で、日本の国益のために手に入れようと奔走します。
そのためには財閥商社や政治家など、立ちはだかる壁がいくつもあるのです…
3巻までと比べるとスピード感がなくなりますが、その分不透明な中東の石油ビジネスの不気味さととてつもない規模の大きさが伝わってくるようです。

それにしても、副社長の里井の、壱岐に対する嫉妬心のすさまじさは、女の私から見ても考えられないほど醜いです…なんとかなんないかな、このおっさん…
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ペトロニウス VINE™ メンバー
形式:文庫
男性でもまともに描けない「組織の力学」が見事に描ききられている。

ラストシーンは、物凄く感動した。まさに、男の生き様だとぐっときた。もともと、第1巻の最初の最初で大門社長は、明治に政商から出発した三井・住友・三菱のような財閥としての伝統に基づいた大組織と戦える組織力を近畿商事(伊藤忠商事)にもたらすために、壱岐正を雇います。その眼力に素晴らしさが証明される瞬間は、涙なしには見れませんでした。商社の会社面接を受ける学生は必ず読めといわれるようだが、この本は、数年大組織で働いた経験がある人、ましてや財閥系の大商社と非財閥系もしくは中小の専門商社との違いを見たことがある人ならば、唸らせられ、実感する作品です。

また、大本営参謀時代から大商社の商社マンとして上り詰めるまで一貫して、大東亜戦争を参謀として企画した真の理由である、石油エネルギーの確保という国益を追う真摯な姿、そしてその世界の汚れきった泥臭さの対比は、見事といわざるを得ない。そして、日本という経済立国が成立するための最大のKSFは、エネルギーの確保であるという現実はいまだ変わっておりません。国家戦略と地球を見据えるスケールの大きな作品でした。読んでよかったです。壱岐正、かっこよすぎです。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
いよいよ壱岐の人生最後の大仕事、イラン油田の石油開発が始まる。途中で「あれあれ、千代田自動車の外資提携はどうなっちゃったんだ」と置いてきぼりを食う読者ですが、大丈夫です、ちゃんと話はつながっていました。
商社マンとしてこれ以上ない快挙を遂げながらも、人生の幕引きをきっぱりしてみせる彼は、やはり只者ではなかった。
でも、秋津千里さんとの恋には不器用なままで・・・ 亡き妻、息子、娘、NYでのメイド、すべてに祝福されない彼女がかわいそうです。男なら自分の大切な女性も守り抜き幸せにしてくれなくては、半分減点ですね。
しかし、運良く石油が当たったからいいようなものの、社長は棉相場でオオヤマを張り、副社長は石油に莫大なカネを投じ・・・我が社の出来事だったとしたら、社員一同肝を冷やしたに違いありません。物語ではいやな役の角田常務の気持ちが、ちょっぴりわかるような気がしました。
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