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不撓不屈〈上〉 (新潮文庫)
 
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不撓不屈〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

高杉 良
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

権力は、抗う者には容赦なく牙を剥く―。税理士・飯塚毅は、中小企業のためにとった税務手法を否定され、当局を相手に訴訟を起こした。だが、横暴な大蔵キャリア官僚は、それを許しはしない。メンツのためだけに、飯塚の顧客へ理不尽な税務調査が行われ、さらに彼の事務所には検察の捜査までもが及んだ。それでも男は権力と闘いつづけるのか。生きる勇気を与える、実名経済小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高杉 良
1939(昭和14)年、東京生れ。化学専門紙記者、編集長を経て、’75年「虚構の城」で作家デビュー。以来、経済界全般にわたって材を得て、綿密な取材に裏打ちされた問題作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/01)
  • ISBN-10: 4101303223
  • ISBN-13: 978-4101303222
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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「自利利他」 2006/5/18
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
会計人の端くれとして、主人公飯塚毅氏に対し、頭が下がるばかりである。

裁判での証人として「一円の取り過ぎた税金もなからしめ、一円の取り足らずもなからしめよ」を基本方針としているというところがある。実際は、グレーな部分は、否認されるのが嫌だから、過剰に対応してしまう。とても、主人公のようには出来ない。

そうした会計上の話ではない生き方においても、「自利利他」(社会のために精進努力の生活に徹することが、自利すなわち本当の喜びであり幸福なのだ)という生き方はとても出来ない。

物語の中心にある「飯塚事件」と言うものを、今まで全く知らなかった。確かに、子供の頃なので仕方が無いかも知れないが、でも、会計に身をおくものとしては恥ずかしい限りだった。この先輩の努力があってこそ、今の法に基づいた租税主義があることを考えると頭が下がるばかりである。

この小説は、文庫本にするにあたって、大幅に加筆されたと言うことであるが、幼少の時代、裁判、TKCと大きく三つの部分からなる飯塚毅の一生であるが、ドイツからはるばるやってきたハインツ・ゼビガー氏の弔辞がすべてを言い尽くしているだろう。

見事な一生と言うほかは無い。
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不撓不屈 2006/2/4
形式:文庫
 企業のインサイダー的な著作の多い高杉氏であるが、この作品は、そのものが国家ともいうべき「国税庁」と理論闘争を行い、「税」とは、国家ではなく、その税を納める国民のものである、という立場から辛酸をきわめても、己の天職に誇りをもって敢然と国家権力に対峙した、勇気ある実在の会計士の物語である。

 こう書くとカッコよいように見えるが、税というもの、国税という組織がいかに恐ろしいものであるか、彼らがその気になって人を陥れようとすると、どのようなことが起こるのか、それに対峙することが、どれほど大変なことなのか、ということがまざまざと描かれ、大人の勇気というものを教えられた気がする。

 ハードカヴァーで出版されたものを読んだ時、立場は違うが、地方税という税の仕事に携わっっていた時期で、自分はその仕事にここまで真摯に向き合っているか、と内心忸怩たる思いになったものであった。今回文庫本となり、また映画化されるとのことで、職業ということを考える意味でも、一人でも多くの(特に若い)人に、お勧めしたい一冊である。
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
あらすじ

TKC創業者、公認会計士・税理士の飯塚毅の清廉で壮絶な生涯。
上巻は、生い立ちから飯塚事件の勃発までを描きます。

感想

ノンフィクションであるということは、
多少の脚色があるとしても、実際にあった話なわけですが、
飯塚さんが凄過ぎて、あんまりリアリティーは感じられません。
例えていうと、戦国時代や幕末の偉人伝を読んでいる様でした。

飯塚さんは、不用意に敵を作ってしまったことで、
大変な目に遭うわけですが、
そこから私が学んだことは、
例えそれが正しいことでも、つつがなく推し進めるためには、
それなりに段取りがいるってことです。

気を付けないと。。。
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