情報システム会社のSEとその上司を主人公としたライトノベルの第二巻。年下の美しく、仕事もできる女性上司。しかも休日はメイド喫茶のメイドさん。なんて夢の設定で、現実感はあまりないけど、それはそれでいい。
SEを主人公としたライトノベルには、『できる!SE』シリーズってのもあるけど、そちらはかなりシステム寄りの話。だがこちらは、確かにシステムの現場を題材にしてはいるけど、あまりシステムの細かい話はでてこず、むしろ主人公とその上司のもどかしいぐらい前に進まない恋愛話が中心。
今回のストーリーは、その二人が火事場プロジェクトを立て直しに名古屋に出張するという話なんだけど、トラブルに巻き込まれ、それを二人が乗り越えるというものなんだけど、どうも短絡的な話で、あまりこちらも現実味はない。ただ、SE単価、人月90万や3ヶ月連続150時間の超過勤務時間なんていう話は、身につまされる。そんな激務の中、休日にメイド喫茶で働けるのかななんて、疑問に思うところもあるのだが...