タイトルにひかれて読んでみました。まず、装丁がとてもいい、タイトルの文字がすてきです。そして、一遍一遍につけられたタイトルが,またいいんです。やっぱり、著者のセンスが凝縮されている。著者の小説の世界にはどっぷり浸かれますが、エッセイはどうも途中でやめてしまうことが多かった。この本はすみからすみまで読み込みました。そして意外にも硬派な冷徹さを持ち、動ゆえの静を感じられたことが驚きで、あらたな発見です。全編どれもいいなかで、印象に残ったのはこれです。12.では杉浦日向子さんが紹介されていてこれがグッときます。
10.金銭と供にやり取りするもの
11.見知らぬ人に声をかける
12.ご隠居さんのお茶と昼酒
7.近づき過ぎず遠ざからない