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不当逮捕 (講談社文庫)
 
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不当逮捕 (講談社文庫) [文庫]

本田 靖春
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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第6回(1984年) 講談社ノンフィクション賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

戦後という波乱に満ちた,無秩序だが自由闊達な気風に溢れていた時代,数々のスクープで異彩を放っていた新聞記者がいた.読売社会部立松和博.その彼が売春汚職報道で政治家から名誉毀損で,告訴,突然逮捕される.背後に何があったのか.後輩記者が,検察・政財界の暗部とそこに落ち込んだ男の人生とを描ききったノンフィクションの白眉.黒田清解説. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 392ページ
  • 出版社: 講談社 (1986/9/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061838377
  • ISBN-13: 978-4061838376
  • 発売日: 1986/9/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 280,305位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By よう
形式:文庫
一種天才的な感性と、独自の検察庁内部情報によってスクープを連発した花形記者が、政治絡みの検察の派閥闘争に巻き込まれ、執筆記事による名誉毀損で逮捕拘留され、新聞社からも見捨てられて行く。著者はそれを、単なる先輩記者への追悼に終わらせることなく(そこの優しさもまたすばらしいのだが)、検察庁のおかれている政治的状況の変遷、新聞というメディアの変質、などの大きな枠組みの中で描いている。「時代」の空気が行間から立ち昇ってくるような文章である。著者には本意ではないかもしれないけれど、ジャーナリストとしては主人公より著者の方により魅力と力量を感じたなあ、僕は。今の新聞記者はどうなんだろう?ちなみに解説を寄せている黒田清も先日亡くなっていますね。残念です。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 本田靖春さんの著作の中で、最初に読んだのがこの本だった。
 検察による新聞記者の逮捕、という題材を描くことによって浮かび上がったテーマは2つあると思う。1つは、ニュースソースの秘匿という記者の倫理。もう1つは、記者を守る新聞社の姿勢。
 どちらも未だに根本的に解決していない、現代的な問題と言っていいのではないか。ジャーナリズムを考えるには、うってつけの本と言っていいだろう。
 あと、登場する記者たちが生き生きとしているのに、好感を覚える。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By がい トップ500レビュアー
形式:文庫
これがまだ新品で手に入るなんて講談社さん、にくいです。

感涙あふれる名作。
本田さんが丁寧に、検察局と政治家との関わり、
保守とリベラルの暗闘の長い歴史を、ぼくらボンヤリ生きてる
人間にもわかるように、
ストーリーとしても面白く描いてくれます。

本書のキーマンの一人である女性アナーキスト
金子ふみ子の手記は、再刊もされたことがあるし
都内の図書館の閉架に案外所蔵されているので、
興味ある方は借りてみてください。
ものすごく考えさせられる、真摯な手記ですよ。

ラストがある意味ファンタジー!!
こういう人たちがいた事、忘れたくない!!
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