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不幸論 (PHP新書)
 
 

不幸論 (PHP新書) [新書]

中島 義道
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 693 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「幸せになろうね」「私はほんとうに幸せ者です」……。世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。だがその幸福感は、他人の不幸や「死」の存在を「知らないこと」「見ないこと」で支えられている。

本書では、古今東西溢れる「幸福論」とその信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘。さらに「他人(自分)を傷つけないために真実より嘘を語ること」を優先する特殊日本的幸福論者の傲慢さ、怠惰さを赤裸々にする。

著者は、長年の哲学的考察の果てに――どんな人生も不幸である――という結論に辿りつく。この恐ろしく理不尽な「真実」をトコトン見すえて不幸に留まってはどうか。そのほうが「よく生きる」ことができるのではないか、と提案。

<目次>第1章・幸福のための条件 第2章・さまざまな幸福論 第3章・幸福がもたらす害悪 第4章・相対的不幸の諸相 第5章・「死」という絶対的不幸 第6章・自分自身の不幸を生きる

著者の人生哲学が凝縮した、世界初の「不幸論」。

内容(「BOOK」データベースより)

「幸せになろうね」「私はほんとうに幸せ者です」…。世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。だがその幸福感は、他人の不幸や「死」の存在を「知らないこと」「見ないこと」で支えられている。著者は、長年の哲学的考察のはてに―どんな人生も不幸である―という結論に辿りつく。この「真実」を自覚し自分固有の不幸と向きあうほうが、「よく生きる」ことになるのではないか。古今東西溢れる「幸福論」とその信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘した上で、そう提案する。だれも書かなかった、「不幸論」の誕生。

登録情報

  • 新書: 206ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2002/10)
  • ISBN-10: 4569624596
  • ISBN-13: 978-4569624594
  • 発売日: 2002/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 176,863位 (本のベストセラーを見る)
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不幸教 2004/12/23
By 牧森
形式:新書
著者の徹底した真実を問う姿勢、不幸に留まる姿勢に、
時には笑いつつ読んだ。
そのあまりの徹底振りは自らを滅ぼさんとする勢いである。

とはいえそんな著者でもまずまず幸福と感ずることはあるという。
が、すぐにそんな幸福から醒める努力をする。
「幸福は錯覚」というのなら、その錯覚も真実に含まれるのでは?
幸福という真実を直視していないのでは?
と、こちらから無理やりにでも幸福を押し付けたくなるほど
著者は頑なに不幸を選ぶ。

幸福そうに振舞う人間に嫌悪を感じる人には痛快な本だと思う。
私は痛快だった。

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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
幸福の定義 2006/1/18
形式:新書
筆者は幸福の定義として、

1、自分の特定の欲望がかなえられていること。

2、その欲望が自分の一般的信念にかなっていること。

3、その欲望が世間から承認されていること。

4、その欲望の実現に関して、他人を不幸に陥れないこと。

を導入し、これらが同時には成り立ち得ないことを「証明」

しています。私は、4の条件を考慮することに感銘を受けました。

周りの人がほとんど失意のなか、一人幸福であることは可能か?

勝ち組・負け組の区分けができつつある現在、この条件は

とても示唆に富んでいると思います。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
主観 2006/4/14
By Majnoon
形式:新書
この手のものは、客観的に読んでは何の意味もない。

また、特にこの著者の場合、著者と同じか、それに近い主観で接しうる読者が読まなければ、全く何も伝わってこず、何の意味もない。(このことは、本書中に著者が言っている。)

よって、他人に容易に薦められるものではないが、シンクロするものにとっては、ほぼ唯一の参考文献となりうる。しかし、だからこそ、異なる主観を持つ読者は本書を「トンデモ」扱いしてはならないと思う。

私は著者の基本的姿勢には、疑問を持つところもあるが、かなりの充実感が得られた。

実に不幸。
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投稿日: 14か月前 投稿者: 五島雅
バケツで水かぶれ
太宰の文学を三島が「朝バケツで水を頭からかぶれば
忘れられる世界」と評したと聞く。この著者の世界も同じだ。
投稿日: 2009/2/22 投稿者: 升田高僧
これはパンクだ。万歳。
この著者の本は初めてだが、これは笑える。

嘲笑や冷笑ではなく、ほんとパンキッシュな笑い。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/5 投稿者: shibue500
世界全体の不幸を前にして前もって不幸を述べる
幼児期家族内で一人で幸せになってはならないというコードが存在し、その出し抜きゲームから死ぬまでとり憑かれた筆者がそのゲームを表示するための原理としてカントとその周... 続きを読む
投稿日: 2006/3/7 投稿者: porepore90
アンチテーゼとして
中島氏の本の多くは良くも悪くも感情的な印象を受けるが、本書にもその傾向はあるようだ。「不幸論」としているものの兎にも角にも幸福を語る人々が嫌いらしく、論理展開より... 続きを読む
投稿日: 2006/1/13 投稿者: pedes
ああ不幸だなあ
誰しもぼんやりとは気づいていることを
明確に書いただけの本。
しかし真理ではあると思う

>>たんたん狸さん... 続きを読む

投稿日: 2005/2/15 投稿者: 過ぎた時間は全てdestiny
心に沁みます
生きることに一生懸命な人。理屈ではなく魂の叫び。本というより尾崎豊のような若者の歌を想像しました。心に沁みます。現実を真っ直ぐに見つめ続けた彼のその時の感性なんで... 続きを読む
投稿日: 2004/3/10
著者は真実にこだわっている。
なのに不幸に留まることを提案している。
それは真実をねじまげることにならないか?... 続きを読む
投稿日: 2003/8/12 投稿者: minano_325
命題の絶対的矛盾・・・・。
äé"é"° ̄1§"¨¡ä¶¨... 続きを読む
投稿日: 2003/6/21 投稿者: たんたん狸
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