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不完全なふたり [DVD]
 
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不完全なふたり [DVD]

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登録情報

  • 出演: ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ, ブリュノ・トデスキーニ, ナタリー・ブトゥフ, ジョアンナ・プレイス, ジャック・ドワイヨン
  • 監督: 諏訪敦彦
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 フランス語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ジェネオン エンタテインメント
  • DVD発売日: 2008/02/08
  • 時間: 108 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000ZKFP0A
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 76,944位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

『パリ、ジュテーム』で唯一の日本人監督として参加した諏訪敦彦。ヨーロッパで絶賛の最新作がいよいよリリース。

別れを決めるとき、人は初めて愛することを知る。

マリーとニコラは結婚して15年になる夫婦。友人の結婚式に出席するため、リスボンからパリへやって来た2人。周囲からは理想のカップルと見られていたが、実際には2人の心のすれ違いは極限に達していた。そんな2人は、パリでもささいなことからたびたび諍いを繰り返してしまう。

ヨーロッパで高い支持を集める「M/OTHER」「H story」の諏訪敦彦監督が、オール・パリロケ、全編フランス語ダイアローグで撮り上げた日仏合作映画。完成した脚本を用いず、リハーサルを通じて作り上げていく諏訪演出で、末期的状況に陥った夫婦がパリで過ごす数日間を赤裸々に描き出していく。

◆2005年第58回ロカルノ国際映画祭審査員特別賞受賞/国際芸術映画評論連盟賞受賞

監督・構成:諏訪敦彦(『パリ/ジュテーム』)/プロデューサー:澤田正道、吉武美知子/撮影:カロリーヌ・シャンプティエ(『ポネット』『ゴダールの決別』)/衣裳:エリザベス・メウ/編集:ドミニク・オーヴレ、諏訪久子/音楽:鈴木治行

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(『プロヴァンスの贈りもの』『ミュンヘン』)/ブリュノ・トデスキーニ(『情痴 アヴァンチュール』)/ナタリー・ブトゥフ/ジョアンナ・プレイス(『パリ/ジュテーム』)/ジャック・ドワイヨン(『ポネット』監督)/アレックス・デスカス(『コーヒー&シガレッツ』)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

ヨーロッパで高い支持を集める諏訪敦彦監督が、オールパリロケ、全編フランス語ダイアローグで撮り上げたドラマ。結婚して15年になるマリーとニコラ夫婦は、友人の結婚式に出席するためリスボンからパリへやって来るが…。

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独特のタッチで映画が撮られています。カメラはほとんど動かないし、沈黙や台詞が聞き取れないシーンがあります。しかし俳優さんたちの表情の作り方とか動きとかから登場人物たちの気持ちがリアルに伝わってきて(むしろこの点に重きを置いた)非常に感情移入しました。同時に俳優さんたちの演技力の強さに感心しました。少ない台詞、動かないカメラワーク、そして沈黙。そんなシーンが多いですが一つ一つに意味が込められていています。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この映画に原作や脚本は存在しない。マイク・リーの『秘密と嘘』同様、大まかなあらすじのみで後は役者による即興的な演技にまかせた作品だ。プロットや演出といった従来の映画的要素を期待してこの作品を見ると“つまんない”ということになるのだが、むしろスクリーンから伝わってくる緊張感とか生っぽさとかいった“現場の雰囲気”を味わうべきで、その意味ではかなりアートに近い1本であろう。

友人の結婚式に参加するためリスボンからパリを訪れた建築家の夫ニコラと写真家の妻マリーの夫婦。宿泊するホテルのベッドを別々にするほど二人の関係は冷め切っていて、友人の前で堂々と“離婚宣言”をする始末。そんな離婚危機を迎えた夫婦のたんたんとした会話を、据え置かれたカメラが長回しで静かに映し出す。同じ即興を得意とするカサヴェデスの動き回るカメラと比べると、諏訪監督の役者たちに対する信頼感が勝っているために好感がもてる。 

かといって映画的演出が皆無かといわれればそうでもない。登場人物の心境が変化する瞬間に<ブラックアウト>を挿入したり、すでに夫婦に訪れていたはずなのに気づかなかった危険サインを<赤信号>で表したり、夫婦間の無意識下のつながりを<咳>で表現したシークエンスなどには、諏訪監督の心憎い演出が光っている。特に、「別れるの、別れないの、どっちなの」と観客に気をもませるだけもませるラストシーンの<長ーい間>が秀逸だ。

最新作『パリ・ジュテーム』ではすっかりビノシュ節にくわれている短編を撮っていた諏訪監督ではあるが、本作品ではヴァレリア・ブルーニ・デデスキなどの俳優陣との相性の良さを感じる。
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