面白かったです。すごく感情移入してしまいました。
崎谷さんの後書きには「暴走受け」とありましたが、確かに・・・。
しかし問題児ではない突っ走り加減なのでそれもアリだと思います。面白いし。
本の裏表紙にあるあらすじをほぼ・そのまま載せさせて頂きますー
冴えないゲイの平田は見ず知らずの日比谷に同情から一度だけ抱かれたことをずっと忘れられずにいた。
あれから四年、彼がいる事を調べ参加していたチャット仲間のオフ会に勇気を出して参加した。
やはり自分の事を忘れられてはいたが、会えただけで満足する平田。
しかし酔った平田を介抱する日比谷から「自分に気があるのか」と問われてしまう。
日比谷に好きな人がいると聞かされていても、平田は「身体だけでいいから付き合って欲しい」と告げてしまうー
〜〜〜〜ここからネタばれ気味です〜〜〜〜
平田が自身の事をマイナス思考からよく「ストーカーみたい」と評するんですよ。
しかし取っている行動は別に相手に危害を与えるものではない、ただの片想いの行動。
そして目出度く付き合いが始まってからも片想いだっただけに、健気一筋。
ある意味ワガママな日比谷の言動に、一生懸命にあわせる、あわせる。
寂しい時も我慢、ヤキモチ妬く時も我慢、我慢、我慢、我慢・・・。
だから世話焼きでオカンでお坊ちゃまの日比谷に誤解された日にゃあもう、こっちまでウルっとなりました。
崎谷さんの作品はキャラを凄く追い込むので、読んでいてよく泣かされます。
最終的にはそれだけ分の幸せが訪れるとは分かっていても。
ただレビューとして少し書き加えるとするとー
1.ウジウジキャラが嫌いな人にはこの作品は向いていないと思います。全て平田視点だから。
2.もうひとつは二人のえっちの時の性癖。日比谷はちょっとS、平田はM。
大事にされるえっちを望む人はちょっと・・・という展開です。
イヤ、(大事にはしてるんだけど)二人がそれを望んでいるから相性バッチシでラブラブなんだけども。
世間一般的な見解ではやっぱ・・・道具とか無いけどSとMって感じです。
あと、平田はドスケベらしい・・・。
(・・・この作品内ではえっちの回数3回というか、2回と半端なのというか・・・いつもの感じです・・・)
3.攻めが受けに甘えた事をぬかしてても、それが許せる、可愛いと思える人ならこの作品はOK。
私はまぁまぁ大丈夫なんですが・・・根本的に駄目な人は萌えれないと思います。
性格全てが大人な攻めを望む人は向いていないかも・・・。攻めが部分的に子供なので。
・・・好みがあるので人それぞれの評価だと思います。
私は面白かったし、こういうカップルもアリだなと思わせてくれる作品でした。