不動産経営を始めて8年の月日が経った。
8年前の収支計算表を見てみる。
今の数字と全然違うではないか。
この数字の差はどこから来たのか。
注意深くチェックすると、それは、「予想外の環境の変化」。
予想外の需給関係の悪化、予想外の空室率上昇、予想外の賃料低下、
予想外のリフォーム費用の上昇、予想外の建物維持費アップ
そして、予想外の管理会社の質の劣化。
私自身、ある程度予想はしていたものの、時間軸、空間軸の深堀が
少し足りなかったように想う。
こんな中、長嶋修氏の本、不動産投資「やっていい人、悪い人」(講談社)を読んだ。
2度3度と読み返す度に、「ズシリ」と身にしみる。
長嶋氏は、不動産投資で成功するには、RQが必要であると指摘する。
RQとは、「不動産に関する真の知力」であり、不動産投資脳である。
RQは6つの要素からなるという。
その6つとは、1)情報収集スキル 2)マーケッター脳 3)マネーリテラシー
4)建物診断眼 5)資産管理力 6)あなただけの美意識、哲学
6つの要素の詳細は本書に譲ることにする。
私自身、今改めてこのRQの大切さを実感する。
不動産投資は、経営であり、事業である。人生を一つの経営、事業だとみなせば、
RQとは、あなたが「どんな人生を歩みたいのか」という人生哲学とも深い関わりがあるわけだ。
これからの時代を自分自身で生き抜くには、
「自分を磨き、力をつけること、とにかく勉強し、情報に流されず自分の頭で考え、
判断する力をつけ、失敗に学び、結果に責任を負う癖を体に沁みこませること」だと
長嶋氏は指摘する。
なぜが、心の底からエネルギーが湧いて来るではないか。
不動産投資を深く掘り下げて行くと、近江商人の哲学 「三方良し」つまり、
「売り手良し、買い手良し、世間良し」につながるという長嶋氏の指摘も私自身とても大切にしている。