職こそ退いたが、旧友三人の隠居暮らしは内にも外にも事件が続いて、席の暖まる暇もない。ある日、亭主の仇討ちをとめてくれと、八百屋の女房が駆け込んだ。聞くと亭主は町道場では知られた顔で、腕に覚えがあるらしい。だか相手は敵対する道場の主で、勝ち目はまずない。諦めさせるべく思案を凝らすが、二人はついに立ち合ってしまった・・・・・・。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
げむげむと鮫,
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レビュー対象商品: 下郎の月―大江戸定年組〈4〉 (二見時代小説文庫) (文庫)
「大江戸定年組」シリーズの第4弾。このシリーズも4作目に入り、すっかり安定した面白さとなってきた。ストーリー展開のなかでの、緩急の付け方が上手い。とぼけた味わいと緊迫した場面が見事に溶け合っている。 また、3巻ラストの「引き」から予想していた物語とは、まったく別の方向にもっていっている点も感心させられる。 「深川の鮫」が次第に存在感を増してきている点にも注目したい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
男には金言です。,
By レニー♪♯ "ノブ" (ツーソン) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 下郎の月―大江戸定年組〈4〉 (二見時代小説文庫) (文庫)
謎多きカルト宗教【げむげむ】の探索は思う様には進まないが、この巻は面白い話が多かった。『幸運の戌』では七福の幼馴染の兄弟が登場する。 兄の喜一は引退した伝説クラスの根付師“黄一”で、頑固なのに屈託の無いひねくれ者という職人かくあるべしといった好漢。 この黄一の力を借りて事件に挑む。 『南瓜の罪』では女性の本音が聞けます。 「たとえ甘いものに滋養がなくても女は甘いものが好きなんです。それと一緒で口先だけとわかっていても優しい言葉が欲しいんです」 「女を嬉しがらせない実(じつ)って何ですか?」
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