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下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち 単行本 – 2007/1/31


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

リスク社会に生み出される大量の弱者たち。“自分探し”の果てに。学力低下、ニート増加の深層。

著者について

内田 樹(うちだ たつる)
1950年東京生まれ。東京大学仏文科卒。東京都立大学人文科学研究科博士課程を
中退後、同大学人文学部助手を経て、現在は神戸女学院大学文学部教授。専門は
フランス現代思想。『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『「おじさん」的思
考』(晶文社)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、『先生はえら
い』(ちくまプリマー新書)など著書多数。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/1/31)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062138271
  • ISBN-13: 978-4062138277
  • 発売日: 2007/1/31
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (90件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 174,016位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

247 人中、216人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 kokodokodoko! 投稿日 2007/3/6
形式: 単行本 Amazonで購入
まずこの本の購入前のご注意です。

仮説→調査→検証 はご期待なさらないでください。

本書はあくまで,最近いろいろ話題になっている本に想を得ながら,頭の中で組み立てた内田樹に見えた現在の本です。

学術書ではありません。専門分野の易しい解説でもありません。おじさんが「うぐぐぐむむむ」と考えたことの講演をとりまとめたものです。

家族がニートになったとかでお悩みの方は手にとってもお役に立ちません。

著者はなぜ働かなくなったのか,学ばなくなったのかを考えただけで,現状そうなってしまった人への解決案とかは提示していません。

また,自分が今,学びたくねー,働きたくねーの方は,

「自分はちょっと違うなぁ」と違和感を感じることでしょう。

あくまで,おじさんが読んだ書物と接する学生から得た印象で論じる「下流志向」です。

とここまでお断りしたら,もう褒めても良いでしょうか?

面白かったのですよ。

大抵の現状を切る系統の本って読んでいて,思い込みすぎとか,うそくせーとか,これじゃ新聞の社説だよーとかになってしまうのですが,

この本は縦横無尽な論じ
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78 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 tsuruko 投稿日 2010/6/1
形式: 単行本
 学ばないのも、働かないのも、自分を「消費者」と位置づけているからだ、という主張に、ナゾが解けたような気分になった。
 勉強は、最初から消費者として見れば「割に合わない」。これ勉強して何になるのか?が示されていないから。しばらく学んでみないと学びの意義は実感できない。そしてそんな曖昧な商品には、賢い消費者は手を出さない。
 大抵の労働も、消費者として見ればやはり割に合わない。サラリーマンは自分が提供した労働以上の給料はもらえない。そうでなきゃ会社に利益が残らず、会社の経営は成り立たないのだから、当たり前だ。そしてそんな自分が損する取引には、賢い消費者は手を出さない。
 彼らは怠けているのではなく、勉強も労働も、こういう合理的判断に基づいて積極的に拒否しているのだ、と言われて、深く納得。そしてこういう「消費者」であることに徹した態度によって、学校も行かず就職もせず、自分からわざわざアッサリ経済的貧困に陥っていく。これが「下流志向」。自分では何も生み出さず、何も作らず、目の前にある商品を、その時点で割に合うかどうかで選ぶだけ。
 どこかで視点を切り替えないと、世の中は没落貴族のような賢い消費者だらけになってどんどん地盤沈下していくのだろう。だけど、学ぶ喜び、働く喜び、というコトバがかなり空々しく聞こえるのも事実だ。生産者、労働者としての充実感って、あんまりその辺でお目にかからない。むしろ虚しさのほうがずっと目に付く機会が多い。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Amazon Customer 投稿日 2014/10/5
形式: 単行本
以前、教育に関わる仕事をしていたこともあり、「学ばない子どもたち」についての部分には共感できた。
筆者は、「消費者的な態度」で教育を受ける子どもが多く、それが「自分にとって価値のわかるもの」にしか
労力を使いたくない、勉強は何の役に立つかわからないからしない、という考えにつながっていると指摘している。
また、筆者は消費活動は「無時間的」なもので、その効果がすぐには表れない「教育」とは違うと述べている。
しかしながら、教育というのは、「その時点では価値がわからないもの」であり、その価値がわからないからこそ、
子どもは勉強しなければならないのだと、筆者は言う。
この論に関しては、大いに頷けるし、鋭く現代社会を指摘していると思った。

しかし、「働かない若者たち」の部分に関しては、読み始めから「なんか違う」との違和感。
違和感の正体を探して、何度か読み返しているうちにだんだんわかりはじめたが、
筆者は「学ばない子ども」と「働かない若者」が同じ原因で生まれていると結論付けているようだ。
そして、「責任のある仕事から逃れて自由な生き方を求める若者」や「クリエイティブな仕事を探し、転職を繰り返す若者」、
「誰かがやらなければならない雪かき仕事を厭う若者」などの例を挙げて、それ
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78 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 alcyone 投稿日 2007/2/21
形式: 単行本
共感できた部分は以下の二つです。

(1)「ニートを選ぶ理由は損得勘定をした結果である。」

安い給料で苦痛でしかない仕事をやるくらいなら働かないことを選ぶ、
という若者の気持ちは私も理解できます。私も昔そう思ったことがありました。
ただ、私の場合は頼れる親がいなかったので、ニートにはなりたくてもなれなかった。
でも頼らせてくれる存在があったなら自分もそうなっていたかもしれない。
しかし、長期的視野で見るとやはりニートは損。目先の損得に惑わされないほうが
いいと若者にはいいたいですね。

(2)もう一つは、「高齢者ニート」を自己責任の名の下に糾弾し野垂れ死にさせるの
ではなく、助けよう、という考え方にも共感しました。
人間誰しも間違えることはあるし、社会的弱者に対して自業自得呼ばわりして
助けないというのは社会のあり方としてどうかと思います。

もっとも、全ての若者が自分からニートを選んでいるというわけではないと思うので
その点に関してはちょっとどうなのかな?と思いました。
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