予備知識はほとんど無い状態で、同社の「下水道第3種技術検定実戦問題」と本書の2冊だけを買い徹底的にやりこみました。ちなみにこの2冊の中で使われている問題はほとんどが重複していました。
そして試験に臨んだ1年目は自信を持って解けた問題は半分も無く、見事に落ちました。
その翌年、初めて過去問題集を古書で購入した(遅すぎ)のですが、内容に驚かされました。過去3年分が掲載されていたのですが、出題傾向があまりにも偏っている。そして年度をまたいで重複している問題文がかなりあります。
もちろん重複といってもさすがに丸ごとそのままではありません。
試験問題は基本的に、あるテーマに関する4つの文章のうち「適当(不適当)なもの)を選べ」という形式で出題されるわけですが、例えば、ある年度の3問目で使われた文章のうち2つが、別の年度の5問目と9問目で使われているといった具合です。
それで最終的に古本サイトやネット検索なども駆使して過去6年分の試験問題を入手したのですが、その6年の間に3回4回と繰り返し使いまわされている文章も少なくありません。あるいは文章そのままで単語や数字だけがちょこっと変わっていたり。
そうとわかれば話は簡単で、2年目はそれら過去問だけを徹底的にやりこみました。誤っている文章も全てどこがどう間違っているのか判別するために必要な知識は頭にたたきこみました。ネットで問題文だけ拾った(解答無し)年度の問題や、過去問題集の解説だけではまだ理解しきれない部分は本テキストを調べましたが、知りたい内容が本書に載ってない、あるいは載っていてもピントがズレてるなと思える部分も多く、結局ネット検索をしまくって水処理や法令の解説をしているサイトを頼りました。
結果、2年目は拍子抜けするくらい手ごたえバッチリで合格できました。
本書のような教科書的テキストは1冊は持っていると気持ちの上で安心出来るかもしれませんが、少なくとも問題集においては市販のものはむしろやらないほうがいいかもしれません。出題傾向(出題分野だけでなく出題のされ方も)を頭にすりこむためには余計なノイズになる可能性すらあります(私はしみじみそう思いました)。
ですので個人的には問題集に関しては「過去問だけ」徹底的にやることをオススメします。