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下山の思想 (幻冬舎新書)
 
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下山の思想 (幻冬舎新書) [新書]

五木 寛之
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容紹介

ヨーロッパが、アメリカが崩れてゆく
世界の崩壊を知らないフリをして暮らすあなたへ
どう、生きるか。

どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。しかし、と著者はここで問う。再生の目標はどこにあるのか。再び世界の経済大国をめざす道はない。敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。

内容(「BOOK」データベースより)

どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。しかし、と著者はここで問う。再生の目標はどこにあるのか。再び世界の経済大国をめざす道はない。敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。

登録情報

  • 新書: 223ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/12/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 434498241X
  • ISBN-13: 978-4344982413
  • 発売日: 2011/12/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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58 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Secondopinion トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
本書を読んで最初に感じたのは、本書の根底に流れるものは、著者が15年前に著した「生きるヒント」と同様の、「一見すると逆説的であるが、実は紛れもない真理」である。「生きるヒント」の中の一節、「モノだけ豊かな冷たい家庭に育つよりも、物質的な豊かさは今ひとつでも、家族ぜんぶが楽しく、和やかに、笑いながら毎日を送っているような家庭のほうが「幸福」だという立場も成り立つのです」は、戦後、計算可能な経済的効率だけを優先し、不確かなものの大きさ恐ろしさを無視してきたと説く本書の主張と合致する。

著者は現在おかれている日本の状況を、第二の敗戦と呼ぶ。国対国の戦争ではない、別の戦いに敗れようとしているのではないかと。

太平洋戦争の時、国民はこの戦争は負けると薄々感じていた。この国はこのままでは破産するのではないかと今の国民は思っているが、国民はそれを見て見ぬふりをしている。著者は、この第二の敗戦を迎えた後、国民はどうするべきかという命題に一つのわかりやすい模索を明示している。一旦は頂点を昇りつめた国の「下山」の仕方である。もう一度、経済的効率を求める国にするのか、自然の大きさに畏怖し心のあり方をもう一度問い直す国にするのか、それはこれからの国民にかかっている。

ここまでは星5つであるが、後半の「ノスタルジーのすすめ」が、おそらくは本書の構想以前に草稿されたものであろう、本書の趣旨とは全く沿わない。従って最終的に星3つである。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By muskia
著者は2008年に「林住期」という本を書いているが、本書でも今の日本は、この古代インドの人生を「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林住期(りんじゅうき)」「遊行期(ゆぎょうき)」に分ける思想の中の「林住期」にあたると言っている。人生ではなく山登りを例に取れば、前半が「登山」であり後半が「下山」ということになる。国や世界も同様で、成長期としての登山があれば必ず成熟期以降としての下山がある。登山をすれば必ず下山しなければならないのに、これまで下山が深く考慮されたことはない。登山以上に重要なものにもかかわらずだ。
日本は戦後著しい経済成長を遂げて世界第二の経済大国になった。これは成長期、すなわち「登山」であるが、すでに経済成長のピークは過ぎ成熟期すなわち「下山」のプロセスに入っているのである。「下る」という言葉にはネガティブなイメージがつきまとうが、下山はそういうことではなく、実りの多い豊かな下山を続けるということである。そして更なる再出発のための準備を整える時期である。日本にとって実りの多い豊かな「下山」とは何か、新たな目標とすべき国はどのようなものかをを考えるきっかけとなる。
また、日本は東日本大震災と原発事故に見舞われたが、下山の途中に雪崩に遭ったようなものだ。これからも立ち上がらなければならないが、目指すものはかっての経済大国ではないはずだ。このようにかつての経済成長を目指すべきではないとい主張は他書(「成熟ニッポン、もう経済成長はいらない」など)にも多く見られ賛同できるものだ。
「おわりに」には、必ずしも暗い気持ちで下山の時代を見ているわけではなく、むしろ必死で登山をしているときよりも、はるかに軽い気持ちで下山について語っているつもりだ。伸びやかに明るく下山していくというのがいつわらざる気持ちだと書かれている。
ただし、最終章「ノスタルジーのすすめ」はページを埋めるために無理矢理追加されたような内容で違和感がある。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知人がNHKで取り上げていた、というので一読。
中身はほとんどなく「下山の思想」というタイトルに世間が
飛びついたのでしょう。

高齢化が進み、不況まっただ中の日本経済。そして未来が
見えないと思わされている若者にとって、この本は誤った
道を示しかねないと心配です。

五木さんは1932年生まれ、80歳というお歳で、なにやら
仏教にもハマってしまいおかしなことになっているようです。 
五木さんの心象風景である「下山」を今の世の中にあてはめよう
というのは、自分中心主義と言わざるをえません。

時間は未来から過去へと滔々と流れ続けている、という心象風景で
あるべきです。

しかし、五木さんより8歳も年上の邱永漢さんのことを書いた
「邱永漢の予見力」(玉村豊男)を読むと、邱さんの前向きな
姿勢に元気づけられ、同じ年寄りでもこうも違うのか、やっぱり
人間こうでなくちゃ、と気分が良くなります。

下山の思想は☆1ですが「邱永漢の予見力」は☆5ですので
是非こちらの本も読んでみて、生き方、考え方の違いを比べて
みてください。
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最近のカスタマーレビュー
すこし、くどいと思います
五木さんのファンなのですが
このたびの作品は
下山、下山・・との連呼が
冒頭からすこしばかり、
くど過ぎます。... 続きを読む
投稿日: 24日前 投稿者: チャオチャオ・バンビーノさん
真に受けるのは危険ですよ、特に若者の皆さん。
作者のような、高齢者、そして、ひと財産を稼いでいるであろう方にとっては
有益な考えでしょう。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 若
散文集
なんか夕刊紙にでも連載されていたコラムを集めて本にした感じで題名との差を感じます。

ただ一つ 「日は堂々と西へ沈む」... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ミステリアス
成熟国家に向けて何をすべきか
下山というと著者が指摘している通りネガティブなイメージを持つが、ここで言いたい事は成熟国家に向けて今までの成長モデルを前提にした思考方法から如何に切り替えができる... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: tabopapa
かえって危機感を感じます
今われわれが苦しんでいるのは、高度成長していた時期に将来の後始末への備えをしていなかったことが問題なのだとうすうす感じていましたが、本著はまさにそれを確信に変える... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: あんぱんち
あくまで「作家」という視点からの思想
P97の、「オオカミ社会」というワードはなるほどなと思った。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: udy
悪本の見本
... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: つんつんつくば
書くことがなくなったのだろう
それでは、五木博之さんご自身の全財産を寄付して、最低線の生活をしてはいかがでしょうか。国民すべてが70歳80歳の老人ならばこの本もいいでしょう。あと20年で国がな... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: テニスおやじ
雑感集のよう。
五木寛之さんの作品は常々愛読させていただいておりますが、この本は少し傾向の違うものでした。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 街道を行く
最悪な思想
こんな事を書くんだね、五木寛之って。作家として失格だ。こんな思想を世に出すな!!無責任過ぎる。
投稿日: 3か月前 投稿者: POLK
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