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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ロココ時代、最高!!!(爆笑です),
By tkselement (山口県) - レビューをすべて見る
This review is from: 下妻物語 スタンダード・エディション [DVD] (DVD)
この映画を外側のみてくれの外見だけで判断していると、せっかくの傑作を見逃すことになります。私もその一人でした。なんか評判がよく、常時レンタル中、なんとなく気になったので購入して鑑賞しました。 あっという間の102分でした。ほんとにあっという間です。これほどの面白い日本映画は久々です。爆笑に次ぐ爆笑に、ラストはお約束の大感動に、ビシッと締めた、典型的なパターン映画ですが、なにせ映像と演出のパワーが桁違いにぶっ飛んでいて、めちゃ面白い。いいのかこれと言う表現も多々ありますが、超ブラックユーモアとして楽しみましょう。 キリン・ラガーのCMで有名な中島哲也さんの才能はブラフではないとわかる快作です。 役者も曲者ぞろい。主役二人の圧倒的な存在感はもう語るまでも無く、それを固める脇役も個性派ぞろい。個人的には本田博太郎さんが何故か妙におかしく、笑わしてもらえました。 意外なとこで、いま「エンタ」でブレイクしかけている魔邪(当時はまちゃまちゃという名前です)が出てますよ。まったく変わらない外見に知ってる人はすぐにわかるはずです。見た目どおりの役柄なのですぐにわかりますから、探してみてください。 またこのDVDはスタンダート版だというのに特典がやけに豪華。とにかく音声が凄い。DD5.1、dts5.1、2.0ステレオと再生環境問わず楽しめるのは立派。コメンタリーもスタッフ版と深田恭子&土屋アンナ&中島監督、3人版と超豪華な仕様。作品も傑作。DVDの作りも傑作。これはまさに買いの一本ですよ。 鑑賞後は間違いなく元気が出ます。ロリロリファッションと、ヤンキー娘の画で疑っている人は、だまされたと思って一度見て下さい。決して後悔はしないと思いますよ。
36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
異色の大傑作。,
By 正紀 - レビューをすべて見る
This review is from: 下妻物語 スタンダード・エディション [DVD] (DVD)
たいへんな力作です。最近の邦画の中では群を抜く出来の良さです。良いと思えるところはたくさんありますが、何といってもギャグが秀逸です。海外のコメディ映画にも全く負けないくらい、とにかく笑えます。10~20代の方なら、まず間違いなくこの笑いを楽しめるでしょう。監督のギャグセンスの素晴らしさを感じます。 この監督のセンスの良さは、笑いだけでなくキャスティングにも現われています。主人公の桃子の役に深田恭子を当てたのは、まさに正解だったと思います。幼い顔立ちにロリータファッション、マイペースでおっとりした性格のイメージ。この上なく役柄にぴったりでした。一方で土屋アンナも熱いヤンキーを無理のない自然な感じで演じていて、不器用さ(頭の悪さ?)をもろに出しながらも、とてもかっこいい。結果として、性格も価値観の全く対照的な2人が見事にできあがっています。 この2人以外にも、希木樹林や阿部サダヲ、宮迫博之といったマニアックな顔ぶれが揃い、彼らの強烈な個性も遺憾なく発揮されています。不気味なくらい面白いキャスティングです。 しかしそれ以上に素晴らしいのは、個人主義の浸透しきった現代に生きる思春期の若者の心の動きが、それなりに丁寧に描かれていることにあります。つまずきや悩み、何かに向かって熱くさせる若さのエネルギー、性格や価値観の違いを超えて互いを理解し、関わりあってゆく姿。本当に良質な青春映画だと思います。単なるお笑い映画で終わらないこの点が、もっとも評価できるところです。 100分ちょっとの長さなのにストーリーは濃く、クライマックスの盛り上がりなどの作りも本当によくできています。設定上これはありえないんじゃないの?って思う瞬間もありましたが、コメディドラマであることを考えれば許せるでしょう。文句なしの5つ星作品です。
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
抱腹絶倒・痛快無比・空前絶後の名画です,
By
This review is from: 下妻物語 スタンダード・エディション [DVD] (DVD)
茨城県の下妻市に暮らす女子高生・桃子には友達がいない。フリフリのロリータファッションに身を包み、いつもマイペース。「人間は一人で生まれ、一人で死ぬ」とうそぶきながら毎日を送っている。元ヤクザの父親が持っていたヴェル●ーチのバッタ物Tシャツを売ってひと稼ぎを試みるが、買いにやってきたのは地元の暴走族娘イチコ。 性格もファッションも水と油の二人が、伝説の刺繍屋を探して東京へ向かう…。 タランティーノの「キル・ビル」のような豪奢で外連味(けれんみ)あふれる映像と、R・スコットの「テルマ&ルイーズ」をどことなく思わせる女二人の疾走劇。この二つを足し合わせたような、それでいてコメディとしても全く申し分のない名画です。☆7つ、といっても過言ではない仕上がりです。 しかし大時代な映像や物語展開の中に、この映画はまさに至言とも言うべき台詞が散りばめられていて、観る者の心を打ちます。 ------ 「人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要る」 ------ 「誰だって何か背負ってんだよ。どっか痛いんだよ。だから泣くことは恥ずかしいことじゃない。でも女はよ、人前で涙なんか流しちゃいけねえんだ。同情されちまうからな」 ------ 「仕事に比べれば友達なんて何の価値もない。友との約束も仕事のためなら平気で破った。 …だから僕には友達がいません。ひとりも、いません」 ------ 「自分捨てなきゃ大人になれねぇんだったら、アタイはガキのまんまでいいっすよ」 こうした宝石のような言葉のツブテに、幾たびも虚を衝かれ、そのたびに居住まいを正さざるを得ない気持ちになります。生半可な心構えで見始めると、心がヤケドを負いそうになるほど手強い映画です。 そしてこれだけは間違いなく言えます。今、人に最も薦めたくなる映画、それがこの「下妻物語」だと。
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