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上流モデリングによる業務改善手法入門
 
 

上流モデリングによる業務改善手法入門 [単行本(ソフトカバー)]

世古 雅人 , 渡邊 清香
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

皆さんは自分の業務をどれくらい理解していますか?  多くの場合は、教えてもらったもの、経験で覚えたもの、知らずに身についたものなど、自分の頭の中にしか入っていないのではないでしょうか。自分しかできない業務は職人芸と言えば聞こえはいいですが、誰かと分担したり、引き継いだりということはしにくいものです。こうした属人的な業務が増えていくと会社の小回りがきかなくなっていきます。  環境の変化が激しい昨今、臨機応変に業務を組み替えてビジネスのスピードを高める時代になっています。ここで一度立ち止まって、自分の業務、会社の業務を整理し改善してみませんか?

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

世古 雅人
1964年、三重県生まれ。神奈川県横浜市育ち。1987年、武蔵工業大学(現 東京都市大学)工学部電子通信工学科卒業。東証一部上場企業にて、電子計測器のハードウェア開発や通信産業省(現 経済産業省)管轄研究機関への出向、経営企画室へ異動を経験。技術開発現場から経営全体へ視野が広がり、組織や経営に関する問題意識を持ち始める。自らが学習し、問題提起やその改善・解決、組織活性化などを展開。その後、企業風土改革、組織・業務コンサルティング会社や上場企業の経営企画責任者などを経て、組織設計や経営課題、技術の現場あがりの経験や知識を活かした業務改善やコンサルティングなどに従事

渡邊 清香
1982年、新潟県生まれ。2005年、新潟大学経済学部経済学科卒業。上場企業に入社後、経営企画室やコンサルタントとしてマーケティング分析や制度設計、業務改善に携わる。その過程で、組織や個人の価値観などについての教養や知識を深め、コンサルティング現場で経験を積み重ねる。2009年、株式会社カレンコンサルティングを設立、同社取締役に就任。個人が楽しく活躍できる組織、やりがいや誇りを持てる環境作りに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 216ページ
  • 出版社: 技術評論社 (2010/11/23)
  • ISBN-10: 4774144355
  • ISBN-13: 978-4774144351
  • 発売日: 2010/11/23
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
少し目的が違うものの、業務フローを書く仕事が身近にあり、
自身も考える事も多かったので手に取ってみました。

本書は前半は業務モデリング編、後半は業務フロー活用編となっています。
モデリング自体に関しては、これまで仕事を通してみてきていたこともあり
個人的には、新しい視点は無かったものの、
これから、業務フローを書き出す方々にはよい指南書になっていると感じました。

また、後半で指摘されている問題を見るべきポイントの5つは
いつも頭の隅に置いて置くと便利そう。
1)目的 2)(誰の?)視点 3)視野(の大きさ) 4)時間 5)場所

なお、後半のほうで組織文化、風土、現場で業務フローを書くことなど
業務フロー図、業務改善を支える土台の作り方等についてある所が有意義ですね。

なぜならば、実際にこれらを実現しようとすると、
ソコがポイントとなることがほとんどだと思うからです。

その意味でも、実務適用する時の指南書として良い本ではないでしょうか?
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
業務改善の手法について解説した本。わかりやすく書かれてあり、難しくないところが良い。また、単なる手法の話だけでなく、「ハードとソフトの改革」というような勘どころとなるポイントも織り交ぜて解説してある。

経営戦略や組織戦略の確認。業務一覧表の作成。さらにそこから業務プロセスを抽出し、業務フローにしてゆく。フローではUML(ただし、ほぼアクティビティ図のみ)を活用する。業務プロセス記述書の書き方もある。

本書は、業務改善におけるコミュニケーションの役割を重視しており、ミーティングでの情報共有や意見交換にも力を入れている。また、付箋を使って書き出した業務プロセスをみんなでホワイトボードに貼ってゆく方法も紹介されている。著者達によれば、業務上の問題を発見するだけでは不完全で、担当者や立場が変われば見方も変わるし、何より問題点はコミュニケーションを通して共有しないと解決への道につながる形で顕在化していかないのだという。また、現場を巻き込まずに業務改善を行ったとしても反発につながったり利用されない結果になりがちなので、上流工程からきちんと現場を入れることが大切だし、それが現場の納得感の形成や問題点について自ら気づくことにつながるとしている。

モデル化の表現技法については他にも良いものがあるが、実務的な内容となっている点が特徴的である。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
まず、本のタイトルでちょっと戸惑いがありました。

"上流モデリング" とはSEやコンサルタントが行うことでは?と思っていました。そして"業務改善"。この2つがいったい、どうつながるのかわかりませんでした。

【本の概要】
前半の「業務モデリング編」で、業務をきちんと分類、整理を行い、業務フローを作成するまでの内容です。
ここまでだとよくある"業務フローの書き方"の本と変わらず、何も面白くないのですが、この本の素晴らしいところは、社内でのコンセンサスのとりかた、メンバーの動機付けや繰返し対話やディスカッションを通じて、業務フローを書く"意味"を丁寧に解説しています。
うちの会社でも、業務の棚卸などよくやります。いつも書いて終わり。単なる箇条書きで、何をやっていますという自分の業務の宣言文だけです。そこには流れの情報が含まれていないので、業務フローまでできたことないです。

本書のカバーデザインが付箋になっている理由もよくわかりました。実に最初の敷居が低く、これなら自分たちでもできそうだなと感じます。

業務プロセスを可視化することをモデリングと呼んでいますが、モデリングの細かい注意事項も本には満載でした。
今まであまり意識することのなかった組織や経営のことも、業務プロセスとは密接な関係があり、業務フロー作成時の注意事項の中にも規程、情報システムのことも書かれており、うなずく場面が多くありました。

後半の「業務フロー活用編」が、前半で作成した業務フローを用いて何ができるか?という効果について述べられています。
最初のケーススタディが「問題の先送り・責任のなすり合い」の場面で、これもまた面食らいましたが、うちの会社でもあるなと思いながら読み進めました。

利害関係を調整し、問題発見と解決を促す。経営から現場まで複雑になっている問題を整理するにしても、本書で書かれている切り口は斬新です。

業務改善も、実際にはうまくいかない原因としては、他人事や当事者意識の欠如が大きいと思いますが、本書では問題発見と問題の顕在化は違うと言い切っており、「コミュニケーションを通じて初めて問題は組織として認識し顕在化する」とあり、まさしく、その通りだなと痛感しました。

まさか、本のタイトルから組織の風土・企業体質まで述べた本だとは予想しなかったので、業務モデリングをつうじて、会社や組織が活性化していく具体的なイメージも持てるようになりました。

業務フローを「問題発見・問題解決ツール」、「コミュニケーションツール」と書かれている意味もわかったような気がします。

【こんな方にお勧め】
業務フローの書き方を学びたい人はもちろん、業務改善や経営改革に取組む経営者から現場の担当者まで、幅広く気付きを与えてくれます。
超上流の工程の経営や業務の問題の切り口も書かれているので、ビジネスアナリスト、ITアーキテクトをはじめ、BABOKの基礎としても良いかなと思います。

「いい意味で本のタイトルと中身が期待を裏切ってくれた良書」です。
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