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上方のをんな: 女方の歌舞伎譚
 
 

上方のをんな: 女方の歌舞伎譚 [単行本]

片岡 秀太郎
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商品の説明

内容紹介

心眼といわれた十三代目片岡仁左衛門の次男、片岡秀太郎。ほとんどの歌舞伎役者が東京に居を構えている中、上方の空気に触れ、そこで寝起きするからこそ、本物の上方らしさが自然と身につくものと、頑なに上方にこだわり続け、上方歌舞伎の頭脳といわれるほどの研究家でもある。古稀を迎えた今年、六十余年となる役者人生を振り返り、数々の名優たちとの芸談、さまざまな演目、役のしどころ、見どころなどを語る。
名優の誉れ高い十三代目片岡仁左衛門の次男に生まれ、上方に生き、上方らしさに徹底的にこだわり続ける役者、片岡秀太郎が初めて語る女方の真髄!

内容(「BOOK」データベースより)

情の世界、それが上方歌舞伎。古稀を迎えて、いま語る、上方のをんなの真髄。

登録情報

  • 単行本: 192ページ
  • 出版社: アールズ出版 (2011/12/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4862042120
  • ISBN-13: 978-4862042125
  • 発売日: 2011/12/3
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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お父ちゃん(十三代目仁左衛門)が大好きという、松嶋屋の次男というよりは大松嶋の大ファンとして歌舞伎俳優をされてきたとも言える秀太郎さんが、本当に率直な気持ちを述べているスイートな本です。松嶋屋の歴史も、戦後の関西歌舞伎も含め、人生経験は、かなりビターなのに、養子の愛之助や松竹上方歌舞伎塾生に託す芸の継承について語る部分のすがすがしいこと。

小春や梅川といった役の話をする部分は芸談でもあるのですが、若い役はお客さんにお婆ちゃんが演ってると思われる前に引退します等、ご自身の芸や年齢や歌舞伎界における立ち位置にかんして、恐ろしいくらい第三者的な視点をお持ちなのには驚きます。松竹上方歌舞伎塾で教鞭を取る姿をドキュメントで拝見したことがありますが、演出家としても成功されていたに違いないと改めて感じました。控え目で、本当に女形的な考えでいらっしゃるのが伝わってくる文章です。

秀太郎さんの本ではありますが、お父ちゃんが後輩俳優が先に菅丞相を演じる舞台で共演を重ね、満を持して菅丞相の役を演じて今ではその三男・十五代目仁左衛門以外に演じる者が見当たらないような役になったというあたりが松嶋屋贔屓にはたまらないところだと思います。
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