元長銀出身のエコノミスト日下公人(くさかきみんど)氏と住信基礎研究所の伊藤洋一氏の対談本。
少子高齢化や格差社会、世界で孤立する日本像など悲観論が多い中、僕ら日本人自身では気づかないうちに日本という国が今や世界中から愛されている国になっている、だからもっと元気と自信をもっていいというお二人の主張。なるほどと納得。
経済では日本の高度できめ細やかな先端複合技術が世界標準になっている例は沢山あるし、日本のマンガは宗教色もなく、ロシアやフランス、果ては中国、韓国でも浸透していて日本は「Kawaii」(かわいい)と認知されているとのこと。
9/11後に高い民主主義の理想をかなぐり捨ててテロ撲滅の名の下に暴走するアメリカよりも今世界で日本が深く静かに根を下ろしつつある・・・そういうウレシイ分析を信じさせてくれる一冊です。