内容(「BOOK」データベースより)
官を辞して三十余年、日々の暮しの工夫に徹した石川丈山の処世、僧侶の身ながら森女との生を積極的にすすんだ一休宗純、『翁の文』『出定後語』を著し、儒教・仏教・神道を批判した江戸の学者富永仲基の知性…それぞれに日常的・官能的・知的に徹した三人の人生の断面を鋭く切りとり、自らの人生のテーマと共に描いた意欲的創作集。文庫化にあたり「二人一休」、湯川秀樹氏との対談「言に人あり」を新たに収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加藤 周一
1919‐2008年。東京生まれ。東京大学医学部卒。戦後、多彩な執筆活動を展開。中村真一郎・福永武彦と『1946・文学的考察』『マチネ・ポエティク詩集』などを刊行。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学をはじめ、ドイツ、イギリス、アメリカ、スイス、イタリアの大学や、上智大学、立命館大学などで教鞭をとる。2004年、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)