近年の液晶ディスプレイ市場は解像度がWUXGA(1920x1200)の製品が減少しており、フルHD(1920x1080)が主流になりつつあります。
VISEOブランド後継モデルのMDT231WGもフルHD解像度にIPSパネルと大幅にモデルチェンジしてしまい、WUXGA解像度の高性能マルチメディア向けディスプレイはこの製品で最後となるのかもしれません。
機能や性能に関しては検索して貰った方が詳細な情報を得られると思うので説明は省きますが、MDT241WGから3度のバージョンアップを経たこの機種の完成度は折り紙つきで、総合的に見て現状最もお勧めできるWUXGAディスプレイと言って良いと思います。
(パーソナルユースに限っての話で、プロユースならばさらに上の製品もあります。)
唯一の難点は経年劣化により液晶画面の画素固定現象(焼き付き)が起こりやすいパネル(AUOのA-MVA)だという事です。
旧モデルのMDT242WGでは2年半ほどの使用で症状の発生を確認しました。中間色(特に灰色)を表示した際に目立ちます。
液晶だから大丈夫と油断せずにスクリーンセーバーやこまめに電源を切る等、しっかりと予防策を取っておきたい所です。
それじゃあ悪いパネルなのか?といえばそんな事は全くありません。
独自の残像低減機能、ギラつき&ザラつきが少なく目に負担のかからない画質、広視野角等、VAパネルの中でも間違いなく上位に位置するパネルです。
後継モデル発売につき若干値下げされておりコストパフォーマンスも良いので、まさに買うなら今のうちの名機です。
ちなみに何故それほどWUXGAにこだわるのか?と言えば、純粋に縦に広い方が一般用途でも使い勝手が良いというのももちろんありますが、ゲーマー的視点での最大の利点は解像度がSVGA(800x600)のゲームをアスペクト比固定でフルスクリーン表示した際に、ちょうど縦横2倍拡大表示となるので鮮明で最良の画質が得られる事です。
これがフルHD等のディスプレイの場合整数倍拡大表示にならない為に、どうしても輪郭に滲みが発生しぼやけた画質になってしまいます。
私の他にもWUXGAの支持者は多いと思うので、このまま市場から完全にWUXGAディスプレイが消えてしまわない事を切に願います。