三菱自動車って過去に残念な事件があったけど
どうだったんだろうかと思い本書を手に取った。
題名にあるように三菱自動車の生い立ちを考えると
仕方がないのかもしれないが
本書は三菱重工のいきさつや社長交代の説明ばかりで
三菱重工の本かなと思ったほど。
個人的には重要と思われる、
80年代後半から90年代前半のイケイケ経営から、
90年代後半の「集中と選択」という
リストラに取り組み、ダイムラークライスラーとの関係性などから
どうだったのか、どういう企業文化を生んだのかといった分析がなかった。
全ては「三菱重工の子会社という意識」が原因らしい。
問題点をステレオタイプな「三菱文化」から
類推しているだけの内容とも思える。
そういう「守り」の経営が弊害を生んでおり、
三菱自動車復活はフルラインナップ経営に戻るべきとしているが
どうなんだろうか。。。。。