三菱総研の総合未来読本『フロネシス』シリーズの第4弾。
テーマは「プラチナ社会」です。
「プラチナ社会」とは、高齢化、環境、産業・雇用の3つの側面から
問題解決を目指す社会のことです。
その第1弾として高齢化を取り上げています。
世代を超えてみんなが活躍できる、高齢者でも錆びることのない、
シルバーよりもグリーンよりも輝く社会とは?
先進国の中で最も早く高齢化を迎えた日本が、
課題解決に向け、世界をリードする――
本当の豊かさを実現する暮らしのヒントを紹介します。
◆鼎談 プラチナ社会宣言――世代を超えて、みんなが活躍できる社会へ
慶応義塾長 清家篤氏と、パブリックリソースセンター事務局長 岸本幸子氏を、
当社理事長 小宮山宏がお迎えし、プラチナ社会について語り合った。
◆人口 高齢化ニッポンは近代を超える最初の国
生産年齢人口と被扶養人口の割合は、現在は2:1であるが、
1:1の割合にどんどん近づいていく。
減り続ける生産年齢人口が、増え続ける被扶養人口をどう支えていくのか?
人口減少時代の「生産」について考える。
◆働く 先達に学ぶこれからのセカンドライフ
働きたいと考える高齢者がNPOなどを通して新しい
セカンドライフを実現する姿を取り上げる。
「イー・エルダー」「フュージョン長池」「バリアフリー協会」
「おとこの台所」を事例で紹介。
◆観光 あるもの探しとおもてなしの心が地方を輝かせる
超高齢化の一途をたどる地方の現実のなかで、
まちを盛り上げようとする自発的な動きをとらえていく。
地元の観光資源とおもてなしの心に癒された人、楽しめた人が都会や海外から繰り返しやってくる。
そんなプラチナ的観光の兆しを青森県大間町「あおぞら組」に見る。
◆介護 まちなかで自分らしく生きるという選択
地域の過疎化が進み、単身高齢者が増加してくると問題になってくるのが介護。
「まちなか」で介護し、一人ひとりの暮らしを大事にする新しい介護のスタイルを提案する。
新潟県長岡市の「高齢者総合ケアセンターこぶし園」でお話をうかがった。
◆科学技術 人間の幸福に役立てる社会システム技術
高齢者をはじめ、多世代みんなが安心快適に暮らしていける
高齢社会を実現するためには、個々の技術の進歩と同時に、新しい社会システムが必要だ。
「環境先進都市」北九州市の取り組みを紹介するとともに、
より高齢社会に照準した社会システム技術を紹介する。
◆新産業 東アジアでは4億人以上の高齢者市場が出現
高齢者世帯は、2030年には全世帯の約4割、1900万世帯に達し、
65歳以上の消費支出額は大きな伸びが見込まれる。
また、2050年に向けて、中国、インドなどほかのアジア諸国でも高齢者数の