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三色の家―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)
 
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三色の家―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) [文庫]

陳 舜臣
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ミナト神戸を舞台に展開する風味豊かな本格ミステリ!
昭和八年、東京での留学生活を終え帰国の準備をしていた陶展文の元に、神戸で海産物問屋を営む友人・喬世修から一通の手紙が届いた。彼の頼みで久しぶりに同順泰公司の三色に塗り分けられた建物を訪れた展文だが、やがてそこで殺人事件が発生する。異国情緒と不可能興味にあふれる巨匠の初期傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

昭和八年、東京での留学生活を終え帰国の準備をしていた陶展文の元に、神戸で海産物問屋を営む友人・喬世修から一通の手紙が届いた。彼の頼みで久しぶりに同順泰公司の三色に塗り分けられた建物を訪れた展文だが、やがてそこで殺人事件が発生する―。江戸川乱歩賞受賞作『枯草の根』で初登場した中国人探偵・陶展文の若き日の活躍を描く第二長篇『三色の家』に加え、神戸異人館で発生した毒殺事件の謎を追う第三長篇『弓の部屋』を収録!異国情緒と不可能興味にあふれる巨匠の初期傑作ミステリ。

登録情報

  • 文庫: 525ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2002/11)
  • ISBN-10: 459403554X
  • ISBN-13: 978-4594035549
  • 発売日: 2002/11
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By タケ
形式:文庫
この本には表題作の他、「弓の部屋」という長編と「心で見た」という短編の計三作が入っています。

三色の家、では陳さんの小説のシリーズ探偵、陶展文の若かりし頃に関わった事件が綴られています。

いわゆる不可能状況下の中での殺人事件。けれど、登場人物達の描写が素晴らしく、浮いた感じがあまりなく読むことができました。

弓の部屋、は神戸の異人館を舞台に発生した毒殺事件を扱ったもの。こちらも非常に良く、楽しめました。やはり登場人物の葛藤が心に残ります。

心で見た、は陳さんの今のところ唯一のジュブナイルミステリーということですが、短いなか上手くまとめた逸品という印象を持てました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hikagemono トップ1000レビュアー
形式:文庫
押しも押されもせぬ歴史小説の大家・陳舜臣は、もともと推理小説作家だった。
しかし、推理小説の多くが絶版状態になり、『三色の家』に至っては、一時期「神田の古書街をしらみつぶしに回っても見つからないレア物」「どうしても読みたい」などと騒がれた。
めでたく復刊したのに、誰もレビューを書いていなかったとは。
『三色の家』『弓の部屋』ともに、小説としてのリアリティに配慮したため、今となってはトリックが平凡という印象を与えてしまうかもしれない。
しかし、2作とも「単純なトリックを、プロットの組み立て方で隠す」ことに成功しており、今でも一読の価値はあると思う。
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