三波さんの語りがとにかく聴かせます。そして擬声語はまさしく名人芸というものでしょう。
「俵星玄蕃」の「雪をけたててサク、サク、サク、サク、サク、サク・・・」や「紀伊国屋文左衛門」の「しぶきをあげて海中へ、ザ、ザ、ザ、ざぶーんー」。
とりわけ、私のお気に入りは「決闘高田の馬場」です。「ばあさん!今何ん刻だ!~ばあさん水だ!水をくれ!」という語りでの三波さんの口舌の若々しさと気っぷの良さには何度聴いても惚れ惚れします。中盤あたりからの脇役等のコミカルな描写やチャンバラ場面を音で盛り上げていく編曲も実に巧いものです。
ちなみにドライブしている時にもってこいのグルーブ感もあります。