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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
異色作,
By radio5 (東北) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680)) (文庫)
赤川次郎というと、いわゆるユーモア・サスペンスの作家さんで、例えば新幹線で出張する人とかが、キオスクで買って暇つぶしに読むもんだ、的なイメージが流布しているかもしれませんね。然し、この作家さんは紛れもなく濃厚なミステリ・スピリットをたぎらせた人です。いわゆる「推理」小説ではない趣の作品でも、どんでん返しのプロットに驚かされたりしますし、初期の作品群などには特に、むせ返るほどのミステリ濃度を感じる場合も多いです。 というわけでこの作品は、その初期に当たる時代のものです。日本を代表する名探偵ホームズが、初めて我々の前に姿を現した作品ですね。 ところで空前絶後の人気シリーズである三毛猫ホームズ作品ですが、これも初期のものほど、ミステリ度が高い傾向にあるようです。特に第1作目である『推理』は、これはもう純度の高い本格物です。「もう出尽くした」と言われていた密室トリックの新しいパターンや、謎のダイイングメッセージなど、いわゆる本格のコードが盛り込まれているんですね。それも高度な(失礼)。 日本ミステリ史上の傑作の一つだと思います。まだ読んでないミステリファンの人が居たら是非。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
シリーズ最高かと,
By yuzu-hiro "yuzu" (近畿) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680)) (文庫)
小学6年くらいの時に読み、読後に動けなくなった。感慨っていうと違うけど、小さく浅い経験なりに「なんでだろう」「この時にああしてれば」「自分ならどうか」などなど、その衝撃を受け止めるのに小一時間はボケーっとせざるを得ない、そんな作品でした。 中学校に入って、高校に入ってもう一度読むと、少しトリックが大味だなぁとも思う一方で 改めて赤川次郎の描く人間の、奇妙なまでの魅力にやけに心打たれました。 ことに三毛猫ホームズシリーズの女性は毎回素敵ですが、本作はいうべくもありません◎ 軽さが特徴のシリーズ、しかし私はこのやや重い作風ゆえに、この作品が全シリーズで一番心に残るものとなりました やりきれない気持ちを読後に抱えながら、悶々とちょっとした思索にふける時間を楽しんでください◎
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すべてはここから始まった…,
By 美代子 (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三毛猫ホームズの推理 (光文社文庫) (文庫)
今でも続く人気シリーズであると同時に、実は私が初めてお小遣いで買った小説です。とにかく面白い。当時小学校の高学年だったと思うが、夢中で町の図書館で以降のシリーズを読み漁った。 当時はよく判らなかった事も今では判るようになった。 登場人物が胸に抱いていた様々な思い、そして悲しみ… すべてがどんでん返しの結末に収束されて行く様には衝撃を憶えました。 推理小説の入門書としては最高の一品かと。
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