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三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
 
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三月は深き紅の淵を (講談社文庫) [文庫]

恩田 陸
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (59件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

すべてが謎めいた1冊の本はどこに?

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

内容(「BOOK」データベースより)

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

登録情報

  • 文庫: 448ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/7/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062648806
  • ISBN-13: 978-4062648806
  • 発売日: 2001/7/13
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (59件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 180,984位 (本のベストセラーを見る)
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
未完成の地図 2003/9/27
By badcom
形式:文庫
恩田陸のファンの皆さんにはすでにご承知のとおり、筆者がまだOLとの兼業作家をやっていてとても寡作だった時期に書かれたこの短編集には、これから作者が書かんとする様々な作品の断片集でもあります。これから恩田陸を読まれる方には必携の読書地図です。

序章で書かれた魅力的な架空の書物に出て来るのは、そのものズバリ『黒と茶の幻想』ですし、最終章の舞台は『麦の海に沈む果実』に続きます。まだ第二章の失踪した誰かを追って二人で旅行するというモチーフは『まひるの月をおいかけて』に共通しますし――

この作品にも荒削りでまとまりきっていない不思議な魅力がありますが、作品自体を超えて、存在そのものに価値があるというメタ・フィクション的な構造なのがまた小説としての面白味をぐっと引き上げていると思います。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 至って、独特な感じ。文体でなくムード。引き立てるムード。前半は叙述ミステリーの要素を含みながら後半はサイコサスペンスにもなってくる幅の広さ。幅が広いからかどうかしっくりこない感じもあるが。短いせいもあるのだろう。あくまでも本作に至ってはそう感じさせられた。

 どこかにあるだろうと言われている幻の本「三月は深き紅の淵を」という本を巡る話で、第一章は主人公がその本を読んだと言われた人達のいる家に招かれる。四部作構成、出版数は数百しかない自費出版作。持ち主から借りた物は1日で返さなければらならない。第二章は女性編集者が本の作家を探る話。第三章、第四章は学園物。

 第三章と第四章にテーマの追求の面では似ているが全部構成は異なる。四部作というのは本作もそうであり作中作の「三月は深き紅の淵を」もそうである。第一章は取りあえず作中作について語られる。勝手に話は進み、そしてラストは。ネタバレでしかないのに書けないが、決して読む気を失わないで読み通して欲しい。俺自身、第一章の終了時に屈折しかけただけに。

 恩田陸という作家は色んな要素を持っているんだろう。それをこの小説にぶつけてきている。前半で提示された謎が別の方向へ行くんだから明らかに作家はひねくれ者とも思ってみる。面白いことに変わりないのだが、もっと面白くできるはず。

 解説で皆川博子が述べているが、本作の解説は難しい。最後に締めくくっている言葉は、なんとなく納得した。

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nash13
形式:文庫
女性作家らしい、いや恩田陸らしいと言うべきか…。中編集の連作というパターンだが、個々の作品は一冊の本が存在するということ以外、全くの独立した物語になっている。一見するだけでは何を意図するかいまいち解せず、シリーズの一編という事実が読み手の後押しをしてくれる。独立した中編として読むと恩田色が非常に色濃く、純度は高い。もう少しだけでも『紅の淵』自体を一貫させてほしいとも思ったが、それでは恩田陸としての魅力は半減してしまうのだろう。シリーズ全部を通して読む心構えが必要な作品だと思う。
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読んだら誰もが虜にならずにはいられない、この世のどこかにある伝説のような一冊。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ももんが
どこか幻想的な
この小説ほど書評に困るものもそうそう無い気がします。言葉では言い表しずらいのですが、どこか無限で夢幻のループの中にはまってしまったような不思議な感覚に陥ります。全... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 一ライト層
おもいっきり恩田陸
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第二章は出雲夜想曲。
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名作
第四章がもう血を吐くほど好き
高校生の頃、入院していた病院のベッドの上で、ボロボロになるほど読みふけった
同じページを... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: Natsu8MAN
う〜む。。。
ミステリーファンで、とにかくたくさん読んでいます。

アマゾンのレビューは大変参考になり、本選びにフル活用させて頂いています。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: のんたのん
美しいタイトルと追いつけない中身
完全にタイトルに釣られて買った一人です。

第一章はなかなか面白かったですね。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: こひつじ
読み終えられませんでした
同作者の『ロミオと・・・』は一気読み、『真夜中・・・』はじっくり楽しんだのですが、何故だか読み続けるのが面倒で、3章途中で止めてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/5 投稿者: 肩こりごりごり
恩田陸の原点にして傑作。何度も読み返したい
わたしが恩田陸の初めて読んだ本、それが「三月は深き紅の月を」です

友達に薦められて借りてみました... 続きを読む
投稿日: 2010/1/25 投稿者: Y
恩田陸ファン向け
第三章までは、物語に引き込まれ一気に読み進みました。
ところが、第四章で意味がわからなくなりました。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/8 投稿者: 三橋
「物語」への飽くなき憧憬
本書と同題の作中小説「三月は深き紅の淵を」で
繋がれた、四つの独立した短編からなる連作集。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/2 投稿者: 槇
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