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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
音楽理論に対しての挑戦,
By カスタマー
レビュー対象商品: 三月の水 (CD)
なんで、これで音楽が成り立つんだ!楽器はギターとハイハットのみ、その二つで抑揚をだしているのかと思えばそうではない。口がぺちゃくちゃする音、コードチェンジのときに聞こえるギターのこする音、構成もくりかえしがほとんど、エフェクティブと言う言葉と対照的なデットなミキシング。 でもなぜだろう、かといって聞き手をつきはなさない、むしろひきつけてやまない。 なんてあたたかいのだろう。なんて狂気じみてるのだろう。なんてスリリングなハーモニーなんだろう。なんて深いリズムなんだろう。 もう文章ではとても表せません。 いろいろな音楽を聴いてきたものならこの凄さがわかるはず!
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジョアン放浪中の渾身の傑作。,
By 日向葵 "ひゅうが あおい" (楽しい音楽を聴く♪) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三月の水 (CD)
「想いあふれて」によってボサノバをこの世に生み出し、「Getz/Gilberto」においてボサノバ絶頂期の中心人物となったジョアン。 本作はその後アストラッド・ジルベルトとの破局を始めとした ブラジルからも離れ中米を放浪していた時期で、 正確に言うとこのアルバムはボサノバのリズムではありませんが、 ギター及びボーカルとパーカッションのみで作られる音は、
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アシッド・フォーク,
レビュー対象商品: 三月の水 (CD)
ここはあえて、ブラジル→ボサノヴァ→オシャレという図式とは別のアプローチを。このアルバムは「アシッド・フォーク」です。楽器の編成がギターとハイハットだけってのも、インドアな音楽ぽい感じを強めているんですが、「三月の水」の最初のギターなんて、特にアシッド・フォークだと思う。多くの人がこのアルバムに感動しているのは、やっぱり雰囲気だと思うのです。ニック・ドレイクや、ティム・バックリーが好きな人にも、もしかしたら訴えかけるところはあるかな?ブラジルの偏執狂歌手。それで、特にこのアルバムらしさを感じるのは、7~10曲目あたりじゃないかと思います。ジルベルト・ジル作品「バイーア生まれ」の執拗なまでの反復・反復・反復・・。娘の名前を記した「ベベル」。この曲はアルバム中、もっとも夢見心地な曲です。難しい性格からは信じがたい、甘いスキャットだけの曲なんですが、プロデューサーを務めた「時計仕掛けのオレンジ」の音楽でもお馴染み、ウェンディー(ワルター)・カーロスが、多重録音を活用して、ひとりツインボーカルにしたりと、ジョアンが絶対にやらないようなプロデュースも施したりして。「許してあげよう」も暗い。こんなん聴いたら、恋人とカフェでコーヒーのめんですよ。で、「イザウラ」。この曲は、当時の奥さんであったミウシャとのデュエットなんですが、「ゲッツ・ジルベルト・アゲイン」版の何百倍もいいです。ここで初めて、「オシャレ」と呼ばれることを認めようと思います。これが人間からにじみ出た音楽ってやつです。一生の宝物。
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