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三月の招待状 (集英社文庫)
 
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三月の招待状 (集英社文庫) [文庫]

角田 光代
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

友人の風変わりな離婚パーティで顔を合わせた5人の男と女。動揺、苛立ち、虚しさ、自分を取り戻そうとするのだが、揺れるこころが波紋をなげる。それぞれが見つける新たな出発を描いた長編小説。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

8歳年下の彼氏と暮らす充留は、ある日、大学時代からの友人夫婦の「離婚式」に招かれる。昔の仲間が集まるそのパーティで、充留は好きだった男と再会するが、彼は人妻となった麻美とつきあいはじめ…。出会って15年、10代から30代へと年齢を重ねた仲間たち。友情、憧れ、叶わなかった想い―再会をきっかけによみがえるあの頃の記憶と、現在の狭間で揺れる姿を描く、大人の青春小説。

登録情報

  • 文庫: 312ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087467406
  • ISBN-13: 978-4087467406
  • 発売日: 2011/9/16
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なんだか歯切れの悪い作品だ。
角田さんの小説には、こういうタチのものがままある。

34歳。
結婚していても、子育てに取り紛れていても、キャリアを重ねていても、恋人がいても
それなりに逡巡がある年頃だ。
もう若くはない。「若さ」というものを、やっと距離をおいて見ることができるようになる
年代なのかもしれない。
ここに描かれた五人の男女も、大学時代の繋がりを引きずりつつ、
それぞれが自分の身の振り方を鑑みている。
こんなに強固にお互いの繋がりを維持している人々が、普遍的にいるとは
思えないが、青春の残り香を立ちのぼらせつつ、五人の現在(いま)を描くこの物語は、
あえて言うならば「青春晩期」とも言うべき匂いと新たなエネルギーも感じさせる。
学生の頃、選ばなかったことを今にして思い知り、やってみる。
そのことがある意味、稚拙でかつリアルだ。
しかし、人はそんなに賢く生きられるものではない。
ぐだぐだとした関係に、新しい切り口を入れるその瞬間、人は小さく生き直しているのだろう。

友情と愛情をない交ぜに、五人の一年間を描き、それぞれの心の行方を浮き彫りにする
手腕は角田さんの力業だろう。
感動や感銘ということばは当てはまらないが、人との関係のままならなさが興味深い。
なぞり直してみる青春の名残は苦く、模索しながら明日へと向かう彼らは
滑稽でもあり、痛々しくもあった。 
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大学の同級生が中心となってストーリーが進んでいく。
その中でで既婚者の麻美の気持ちに非常に共感できる場面があった。
学生時代、友達の中にいても、いつも周囲を見てびくついて、みんなに合わせなくてはと焦っていた自分。
どんなに頑張ってみても、いやどう頑張ったらいいのか分からないまま、自分が常にみんなの輪の中に入っていけていないと感じる疎外感。
これと同じものを私も抱いていた。
どうやったらみんなのようにはじけられのだろう。男友達とふざけられるのだろう。
こういうことが出来る人に憧れていた。
だからと言って麻美のように結婚してから大学時代の友達と不倫をしようとは思わないが・・・
今から学生時代をやり直してみたいと何度思ったことだろう。
でも結局同じようにしかならないのだということも、この本を読んでなんとなく感じた。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大学でともに青春の日々をすごした5人の男女。
若かった皆も、もう34歳。同じだけ年を取っている。
うちひと組の男女の離婚パーティーから物語は始まる。
浮気な夫・正道と、学生時代から振り回されていた妻の裕美子。
ライターとして成功しつつある充留。彼女とは逆に、
1度は小説家として成功したはずなのに今はくすぶる宇田男。
そして学生時代から地味だったけれど今は専業主婦として落ち着いている麻美。
5人の34歳の春から翌年の春までの1年と少しの間を描いた物語。

このごろブームのアラフォーもの、より一世代若い、いわゆる氷河期ジュニア世代の
人たちが主人公のお話。つまり、おそらく、それなりに大学受験や就職などで
もまれ、いろいろなことに妥協して生きてきたはずの彼ら。それゆえであろうか?
それとも、どの世代でも共通なのだろうか。ちょっと疲れてるのだろうか?
もしも二十歳に今戻ったら、と考える彼ら。それはまっぴらごめんと言いつつ
やりのこした青春の尻尾、みたいなものに振り回されて、最後の自分探し、を
必死でしてしまうその姿は、時にはこっけいで、時には哀れで、時にはたくましく
凛々しい。

殺人事件も派手な色恋沙汰もないですが、本物の「ドラマ」があるな、と
どんどんのめりこんでいきました。

個人的に、文章がところどころ(やけっぱちな気分を表現するため、とかの
わざとの演出なんでしょうけれども)荒っぽかったりするところがあったので
星はひとつ減らしてよっつにしました。
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鬼気迫るものもなく、面白みに欠けた作品。だらだらと文章の羅列。
話の展開も無く、退屈な作品。
読んだ後爽快感も無く澱んだ感じ。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: パンサー
今日届きました。
今日本が届きました。
非常に良いって言う評価を信じて購入したんですが非常に良いよりほぼ新品に近い状態で... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: めぐ
離婚式から始まる同級生達の恋と友情
■蒲生充留は澤ノ井正道・坂下裕美子夫妻から離婚式の招待状を受け取る。二人とも大学の同級生だ。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/27 投稿者: 小西昌幸
まずはパッケージがかわいい。
大学同期の仲間が34歳になり、未だに同じ輪の中を巡っていて、誰かが唐突に飛び出そうともがき始める。
けれどいつも同じ。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/8 投稿者: とりあえず・まなほ
で、何が言いたいの?(読後の感想)
あらすじは紹介の通り。

私も主人公と同じ世代なので、言いたいことはわかる。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/29 投稿者: yoyoyo
あまり・・・
30半ばにして、、
学生気分からまだ抜けられない関係の男女。
わからないでもないけど、こんな描き方を... 続きを読む
投稿日: 2009/6/15 投稿者: ふわりん
変化の機会に恵まれなかった人たち
30代にもなれば結婚し、子供が出来れば親としての役割もうまれ、いつまでも若い頃のように自分中心ではいられなくなってしまう。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/6 投稿者: 夢追い虫
ウェルカム・トゥ・エヴァーランド
... 続きを読む
投稿日: 2008/11/22 投稿者: くわもちじんぺい
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