あっと、言う間に読める。こんなに簡単にTOC-CCPMでの業務が出来るかと疑問も沸くが、「段取り八分」を再読すれば、なる程と納得してしまう。それくらい、50代の私の感覚に合う考えだ。だから、理論的にTOC-CCPMを理解したい人には、物足りないかも知れない。そのような人は、同じ著者による「実践プロジェクトマネジメント」「マネジメント改革の工程表」もお勧めする。それでも、物足りない人は、TOCのタイトルの本を読むしかない。
また、この本には、マネジメントのポジショニングとして、「"Command & Control"から"Communication & Collaboration"へ」の提言がある。柴田昌治の著書に「トヨタの良さに学ぶ」とか「風土改革」シリーズがあるが、これらの本を併読すると、CCPMが風土体質改革の有効な処方箋であることに納得してしまう。また、CCPMの考え方が、トヨタ式の考え方に、多くの点で通じることも理解できる。トヨタ式の導入で悩んでいる人にも一読の価値がある。
それにしても、「段取り八分」と「CCPM」が、一致することには驚いた。