反テラ連合の大艦隊を回避して時間遠征を実現させる為の要となるコレッロの極秘輸送作戦を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第218巻。本巻の執筆者は、最新鋭のクナイフェルと最古参のダールトンです。太陽系を目撃したダブリファ艦が破壊される直前に発した緊急信号を探知した反テラ連合の大艦隊が、太陽系が姿を消した地点に集結した。
『三惑星ゲーム』ハンス・クナイフェル著:太陽系秘密情報局長官デイトンは、反テラ連合艦隊を迂回して秘密実験の為にコレッロをラスト・ホープへ運ぶ手段を計画する。かくして、テラ、オリンプ、ラスト・ホープを結ぶ極秘輸送作戦が開始された。『アトランティスへのテスト飛行』クラーク・ダールトン著:人類はコレッロの超能力によって遂に20万年前への時間遠征が可能と確信を得た。ローダンはテスト飛行として、六次元障害の影響を回避する目的で20世紀末に地球で開発された飛行機F2020を3機徴発し、3万3千年前の南米ペルーへと時間旅行に旅立つ。
後半でグッキーは3回テレポートしてレムール人を訪問して、アトランティスの事を話し移住の準備を勧告した事を皆に告げて、自分が歴史に介入した為にパラドックスを防いだのだと主張しますが、ローダン他乗員全員が示し合わせて信用しないので、地団太を踏んで悔しがります。故松谷健二氏のあとがきは、野良ネコのお話です。ある日黒白のネコの居候が来て、初めは警戒していましたが供食を続ける内に段々と慣れて来て、しまいにひっくり返って腹をなでさせるようにすらなりました。このネコがぱったり姿を消して、別の憎たらしいセミトラのネコがやって来ました。何時まで経っても牙を剥き出して威嚇する根性の悪さですが、甘い態度で餌をやり続けて2ヶ月半後、子ネコを2匹連れて現われました。最近は先手を打ってこちらから威嚇し小さくならせて気分を良くされているとの事です。