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29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
☆をつける本(ムック)ではありませんが…今、三島さんが生きていたら…。,
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レビュー対象商品: 三島由紀夫―没後35年・生誕80年 (KAWADE夢ムック) (ムック)
三島由紀夫。僕が小学校低学年の時に初めて社会に参加した、いや、せざるを得ない程の報道、そして著名な人間の切腹…という行為があったため、幼かった僕らは遊んでいた場所から歩いても20分かからない市ヶ谷駐屯地に足を運びました。
その時の光景をはっきり、覚えております。自衛隊の面々がすらっと並んで…「貴様ら、ガキのくせに何をしに来たんだ!」と言われたあの言葉。本当に、あの日を境に、友人はどうか分かりませんが…僕自身は自分と社会、政治の繋がりを紛れもなく感じた…そういう一日でした。 本著は2年前ですが…三島由紀夫氏が亡くなられてから35年、そして生誕80年を記念して発刊された河出書房新社のムックです。 このムックで珠玉なのは、宇野千代さん、渋澤龍彦さん、中村歌右衛門丈、そして寺山修司さんらとの貴重な会談が残っている事です。もし三島氏が御尊命だったら、現在82才という事になるのでしょうけれども…三島さんは絶対「老いる」自分は見せなかったでしょう。しかし、三島文学、「仮面の告白」に始まり、4部作「春の雪」等々、再度「日本人」として読んで様々な事柄を考えるべき時代ではないでしょうか。
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