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三国演義〈第1巻〉 (講談社文庫)
 
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三国演義〈第1巻〉 (講談社文庫) [文庫]

安能 務
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本当の面白さが味わえる決定版「三国演義」!劉備は単なる“仁”と“義”の人ではなかった―。中国人の生活と発想の根底に横たわる、道教の視点を導入し、物語の歪みを糾す初の試み。これまでの儒教臭の強い描写を改め、英雄豪傑が等身大の姿で、生き生きと甦える。これぞ痛快無比の三国志の世界。全六巻。

内容(「MARC」データベースより)

劉備は単なる「仁」と「義」の人ではなかった。物語の歪みを道教の視点から見直す初の試みで、おなじみの登場人物が現代小説の主人公のように動きだし、歴史の歩みが目に見えるように明らかになる。これぞ本物の三国演義。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 425ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/03)
  • ISBN-10: 4062730936
  • ISBN-13: 978-4062730938
  • 発売日: 2001/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 192,153位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hiroshu
形式:単行本
普通の三国志小説・・・のように見えるが読み進めるとそうではないと分かる筈だ。
大抵の「三国志」の本は吉川三国志など演義原本のように明らかな劉備びいきである。
この本の革新的である点は必ずしもそこに捕われてはいない点。
特に長坂や赤壁では普通の三国志とは一味も二味も違った解釈がなされている。

どんな風なのかは読んでのお楽しみだが、この手の物を読んだことがない人は特に読む価値があるかと思う。
ただし劉備ファンの人の中には読んで気分を悪くする人もいるかもしれない。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蓮珠
形式:文庫
 タイトルを見たときは「演義の訳本か?」と思いましたが、蓋を開けてみると全然違いました。

 確かに演義ベースなのですが、吉川三国志などとは180度違います。まず序文で、いきなり孔明を「ヘボ軍師」と言いきっているあたり、普通の演義小説ではありません。

 演義の中の明らかに不合理な箇所を、当時の文化や慣習に基づいた作者の見解をもとに、合理化していっているという感じでしょうか。
 だから登場人物の性格も、乱暴者の代名詞のような張飛が妙に理知的だったりと、演義とは違ったものになっています。

 面白い作品なのですが、三国志演義の訳本もしくは吉川三国志などを読んだことがない人は読まない方がいいでしょう。通常の演義のように現実離れした痛快さはありませんので。
 それに、なぜか登場人物のセリフ回しが妙に幼稚臭いというか武将らしくないというか…。さらには、趙雲の一人称が「僕」ときたときには、思わず「誰これ?!」と吹き出しそうになりました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
道教の立場から羅貫中の間違いを正す決定版三国演義。

権威ある(とされる)書物に書かれていることを鵜呑みにする学者馬鹿と違って、

民衆の生活視点の立場を大事にする安能先生のポリシーは素晴らしいのだが、

いくら民衆に受けたからと言って、道教の超常現象も認めるのはサービスしすぎである。

読み辛い三国志演義を読み易くし、明らかな地名や人名の間違いを正すのは評価出来るが、

現代小説として通用するような科学的な視点も欲しかった。

演義でありながら、劉備よりも張飛よりも軍師としては三流の

頭の悪い孔明を描く視点は新しい。

演義と同じエピソードで同じ作戦をしているのだが、

孔明が馬鹿だと見抜けず、千年も羅貫中に騙されていた我々こそ本物の大馬鹿だね(激)

北伐の謎はリアル解釈の中では安能説がもっとも説得力がある。

前書きに書かれているので前書きだけは立読みしよう。

私は蜀の辛い料理から逃げる為に孔明は北伐をしたというギャグ解釈が一番好きだが(笑)

楊脩は羅貫中版とほとんど同じで、

曹操の部下はみんな曹操を恐れていましたが、

楊修だけが、クイズやパズルで曹操をおちょくって、

曹操より楊修の方が頭が良かったことをしっかり描写してます。

楊脩が、曹操の本質は武人ではなくて詩人であると

看破するシーンはにやりとさせられる。
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