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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
三顧の礼,
By カスタマー
レビュー対象商品: 三国志〈6の巻〉陣車の星 (単行本)
三顧の礼。この辞書にも載っている有名な故事の場面が、生き生きと描かれ、心打たれた。畑を耕し、収穫することにささやかな喜びを見出す孔明。そこへ、劉備がとつぜん訪れる。 劉備は、一度目の訪問で自分の壮大な志を、二度目の訪問で自分の生い立ちを語る。 孔明は、劉備が語る志を青臭いと思いつつも、不思議と心が乱される。そして、劉備が帰ったあと、ひとり苦悩する。俺はこのまま終わってしまうのか。 一方、劉備は関羽や張飛といった英傑に恵まれながらも、いまだ自分の領土を持たず、劉表の客将でしかなかった。 そんな忸怩たる思いから、三度目の訪問ではからずも孔明の前で土下座をし、目から涙がこぼれてしまう。 そして、それを見た孔明は・・・。 この三度の交流を通じて、二人の男の心が揺れ動いていくところをぜひ読んで欲しい。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
北方版「三顧の礼」!,
By 蓮珠 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫) (文庫)
ついに孔明登場。このまま土にまみれて一生を終えるのか。劉備の訪問は、孔明の心底に燻っていた火種を煽ります。この北方三国志では、「超人孔明」ではなく、いい意味で人間臭い孔明が見られます。自ら剣を持ち、頭から血をかぶって、その興奮で酒を三、四杯あおる孔明は他にないのではないでしょうか。しかも、この孔明は結構悩むのです。「この孔明が臣となったからには、劉備様には必ず覇者となって頂きます」と言い切りながら、初めて立つ戦場への怯えがあり、今まで頭の中でしか考えてこなかったことが、本当に現実に当てはまるのかという不安もある。悩める孔明の葛藤と成長も、北方三国志の魅力の一つでしょう。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間、孔明。,
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レビュー対象商品: 三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫) (文庫)
いよいよ登場の孔明ですが、私が興味を引いたのは孔明のもろさですね。どうしても孔明という大人物を神さまのように書きたくなるんですが、ここでの孔明は人間なんですね。弱い部分もある人間なんです。そんな男の成長もあとの巻で見れます。
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