董卓の残虐さは,本巻の中盤である遷都のときにピークに達するのですが,同じように滑稽なのが,董卓討伐軍の内部分裂です。
諸侯たちは,董卓を倒したいが,自分たちの損害を少なくし,自分の利益をも求めるという行動をとってしまいます。曹操も諸侯の反対を押し切って,単独で董卓軍を追撃するのですが,董卓に匹敵するほどの残忍な李儒の襲撃にあって大敗してしまいます。董卓の追撃に失敗した諸侯は,結局分裂し,各地に引き返します。
物語は,ここから董卓の物語に入っていきます。董卓は,呂布とある女性を巡って,最終的には,殺されるでしょう。
本巻には,あまり劉備は登場しませんが,それ以外の人々,袁紹,董卓,孫堅などが活躍します。後に,劉備軍の要になる趙雲も活躍します。個人的には,顔良,文醜がかっこいいです。