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三国志 (図解雑学)
 
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三国志 (図解雑学) [単行本]

渡邉 義浩
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本は、漢字の使用ひとつを取り上げてみても明らかなように、古来より中国の影響を色濃く受けてきました。中国を鑑として我が身を認識してきた民族だといってもいいでしょう。その縁の深い国、中国を知るための手段のひとつに古典を読むことがあります。その古典の中でも、古くから日本人に親しまれているのが「三国志」です。本書は、「三国志」に初めて触れる人から、かなりの知識を持っている人まで、幅広く満足してもらえるように、地図や相関図などを豊富に使いわかりやすく解説しました。登場人物の個性に注目して、生き生きと人間像を描いているので、楽しみながら理解できるはずです。

内容(「MARC」データベースより)

「三国志」はわずか60年余りを扱っている歴史書に過ぎないがその間の濃密な個性のぶつかり合い等、中国の魅力が満載されている。実際の歴史としての「三国志」に重点を置きながらその世界を語る。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: ナツメ社 (2000/12)
  • ISBN-10: 4816329269
  • ISBN-13: 978-4816329265
  • 発売日: 2000/12
  • 商品パッケージの寸法: 18 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 139,482位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
歴史上の「三国志」(但し、正史)を概観するには、現状日本で出版されている最も良心的な本です。もちろん、「演義」(通俗小説)にも触れられています。

他の「三国志」関連本は、たとえ正史に基づいた内容と謳っていたとしても、「演義」の呪縛から逃れられておらず、「演義」による固定観念で記述されています。それに対して、本書は、諸葛亮より早く「天下三分の計」を提唱した人物に確りと言及するなど、大体において歴史(但し、正史)に沿った内容となっています。

但し、「黄巾の乱〜立ちあがる農民」など正しいとは言えない項目もあります。しかし、全体的に見れば本書に比較優位があります。著者による「名士論」の展開が、程々に止められている点も評価できます。
このレビューは参考になりましたか?
43 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 詳しく知りたいならこれで十分 2002/2/3
By カスタマー
形式:単行本
 三国志に興味をもっていればこの本がおすすめ。とにかく他の本に比べ格段に分かりやすく、読破すれば三国志に詳しくなれる事をほしょうします。でも正直面白くありません。読んでいるうちに先へ読み進めたくなるあの感動がありません。途中であきます。

 具体的に内容を説明します。この本は魏呉蜀についてそれぞれのいきせつについて順番に説明してあります。なので、まずは魏の説明を読んで、次の呉の説明を読むと「この戦いは魏の説明でもでてきたな。この時呉はこんな状態だったのか」という事がわかります。そして、魏のコーナーでは魏は英雄のように語られ、呉のコーナーでは呉が英雄にされています。これによって一つの国に感情移入せずに、それぞれの感動的なストーリーを素直に受け止める事が!!できます。
 途中で諦めずに読破して下さい!!きっとすがすがしい達成感があなたを待っています!!

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 新たな魅力を発見、名士の存在 2008/11/20
By kojitan
形式:単行本
 三国志にはいろいろな種類がある。まず史実があり、正史があり、そして演義(作り話)。それぞれに魅力があるが、本書は歴史学的な見地で、この時代の様子に切り込んでいる。「図解」と標榜しているので、子供向けかと思いきや結構、読み応えが合った。
 三国が争うのは概ね共通しているのだが、それぞれに大きな開きがある。演義というのは、あくまで劉備を中心に対曹操の歴史を辿るものであるし、正史の方は曹操を中心に歴史の主流を辿るものである。演義は劉備に有利なような創作があり、正史にはやはり正統王朝がわに不都合なことはあまりかかれていないので、史実というか事実は闇の中って具合のものも多々あるだろう。

 後漢王朝が最後の悲鳴を上げるさなか、強烈な個性をもつ群雄たちがぶつかり合う時代。人間も厳しい環境にたくましく生き、最高の魅力を放つのである。
 そんな時代を物質的に見ることなどない。大抵はその正史や演義にでてくる武将たちの視点から、三国志という時代を理解するのだ。
 そういう意味で、本書のような資料的なあるいは、論述的な内容の書籍は私にとっては新しい発見になった。三国志のファンを20数年続けてきて、また新たな発見があるのだから、三国志というのは奥の深さがありすぎる。
 いままで漫然としすぎていたのだろうか。後漢の社会というものを本書で若干理解できたようだ。
 後漢独特の孝廉などの、役人として就職する道がいわゆる「名士」社会を前提に成り立っていたのだ。豪族などとは違う儒教的な文化サロンで、名士たちの間で高い評価を受けることが立身につながるというわけだ。曹操はその名士を取り込み政権を強化し、最終的に名士と決別することになってゆき、劉備は名士の影の力を劉表の下に寄宿していたときに知る。孫権は父と兄が、領主の絶対件にとって邪魔な名士を虐待していたために、名士の懐柔に苦労したとも書いてある。「三国志 名士 郷里社会」とネットで検索してみたが、案外皆さんご存知な様子で自分の無知を恥じ入るばかり。

 名士の力が大きく影響した時代、君主は誰もが彼らのネットワークに苦労したようだ。同時に名士というのは、情報という利権を自分たちで独占することによって、自分たちの価値を高く売りつけていたのだと思われる。そうだとすれば、三国が鼎立したころの名士というのはある程度打算的な部分があったのかと思われる。名士が激しい弁舌で、主を非難するシーンが多々ある三国志。しかし実際は名士が君主と対等あるいは、それ以上の立場から発言していた場合も往々にしてあるだろう。

 こういったことはみな知っていることなのだろうが、私にははじめての気づきだった。うれしい。これでまた何か三国志に関するものを読むときにの視点が増えた。
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