- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
53 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
警鐘と寂寥感!,
By che-guevara (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40) (文庫)
この吉川『三国志』は昭和14年から18年まで新聞に連載されました。それは日本が日中戦争から太平洋戦争へと戦争という泥沼に足を踏み入れていく頃と合致します。そして、吉川『三国志』の中では「万物流転」、「盛者必衰」、「宇宙の真理」、「自然の摂理」、「民が国を創る」、「天命」ということ等も語られています。それは陰ながら当時の大日本帝国へ警鐘を鳴らしていたのではないでしょうか。 上記のようなことも頭に入れてこの吉川『三国志』を読むと、行間で吉川英治氏なりに大日本帝国への警鐘を鳴らしていると思われる箇所が結構あることに気付かされると思います。 超長編ともいえる全○巻にわたる大作を読み終わりそうになった時、ふとその本との別れが惜しくなり、読み終わった後には達成感や充実感と共に、寂寥感を感じたことがありませんか? 読破後の寂寥感があることは否めませんが、それでもこの“不朽の名作”を私は強烈にお勧めします。 是非、吉川『三国志』を手に取って読んでみてください。 もし、吉川『三国志』の第一巻~第八巻全ての私のレビューに目を通してくださった方がいらっしゃいましたら、本当に嬉しい限りです。 どうもありがとうございました。 ソレデハ…
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
吉川英治三国志,
By
レビュー対象商品: 三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40) (文庫)
吉川英治三国志の最終巻。自分はかつて混んでいる電車の中でこの本を読んでいて不覚にも泣いてしまった。 病に侵されながらも大義に生きる蜀の丞相・孔明が今は亡き劉備の大志を受け継ぎ、決死の覚悟で国を守り戦い抜こうとする姿はまさに漢(おとこ)を感じさせる。 将の将たる道を教えてくれるそんな本。 何度読んでも多くのことを学べ、啓発してくれ、泣かされてしまうこの本は自分にとって決して手放すことの出来ない本です。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
『篇外余録』なき吉川三国志は吉川三国志にあらず,
By
レビュー対象商品: 三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40) (文庫)
1989年5月15日リリース。『五丈原の巻』と『篇外余録』からなる。最近五巻に編集され直したものはこの中の『篇外余録』をカットしてしまったとんでもない代物で、真の吉川三国志を読了するためには、旧来の真摯に作者の意図に作られた八巻建てのものを選択することが必定だ。こういう勝手な再構成がまかりとおる講談社の体制はただ嘆かわしい、とまずは申し上げておきたい。『篇外余録』は『諸葛菜』・『後蜀三十年』・『魏から--晋まで』からなる後日談・エピソード集にあたるもので、諸葛孔明の死をもって自身の三国志の投了とした吉川英治の意図に基づき別立てとした三国志の一部であるのに無理解極まりない編者である。有名な『泣いて馬謖を斬る』のエピソードはこの『五丈原の巻』の前半に登場する。それも諸葛孔明の数多あるエピソードの一つに過ぎない。この稀代希なる真の軍師の人間性この『五丈原の巻』に極まる、と思える。前半のような群雄割拠とは大きく異なり、託すべき人材のなさに苦しむ孔明の姿は、天才軍師も人無くして、一事は達し得ないことを感じさせる。 時に神格化され、あたかも霊能力者のようにも書かれ、諸葛孔明という人に対する中国国民の思い入れが随所ににじんだラストである。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|