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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
稀代の反逆児呂布の一人舞台,
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レビュー対象商品: 三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34) (文庫)
呂布のクーデターにより董卓の暴政に遂に終止符が討たれ、ようやく平安が戻るかと思いきや、戦乱の相がいよいよ深まっていきます。一方で思いがけない好機を掴み、帝を庇護することに成功した曹操が、覇権への第一歩を踏み出します。劉備たち名優のための舞台が徐々に整いつつあるものの、その本格的な活躍はまだ先。本巻での主人公は呂布をおいて他にないでしょう。この三国志きっての反逆児がいよいよ真価を発揮し、縦横無尽に暴れまわります。並の者ならとっくに死に値する短慮でありながら、天賦の才に守られる彼の本能のままの裏切りと武勇はある意味痛快。傾国の美女貂蝉に初恋の少年の如く恋焦がれる姿は、どこか微笑ましくもあり、関羽などの傑物たちとはまた趣を異にした人間的魅力がたっぷり描かれています。 呂布を目の敵とする張飛もまた面白い。彼の猛進と失態を、劉備と関羽が呆れ、叱り、窘めるところはお約束ともなっており、三国志(特にこの第二巻)を楽しくするアクセントとなっています。 血なまぐさい時代を描きながらも、所々の喜劇性で巧みに読者をくすぐりながら、その世界のより深いところへ誘い込む。そんな吉川氏の高等技術が存分に堪能できる巻です。
27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
夜更かししてしまうほど面白い!,
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レビュー対象商品: 三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34) (文庫)
三国志といえば吉川英治。元々歴史小説は難しそうで、しかも三国志となれば中国史で更に漢文が多く、読みづらいと思っていた私だったが、全8巻を2回読んだ。確かに1巻目から読めない漢字や漢文で大変だったが、それが不思議と慣れてくる。難しさを感じさせないほど面白くストーリーが展開していく。描写がすばらしく、その当時の風景や戦闘が思い浮かぶほどである。また、漢文嫌いだった私が、この本をきっかけに漢詩を勉強し、受験勉強にも役立てられた。また中国の名言名句、四字熟語も簡単に覚えてしまったほどである。登場人物が多く、それぞれが個性豊かに描写されている。読者は思わず自分を玄徳、関羽、曹操、孔明などに置き換えて読んでしまうほどである。人気ゲームの三国志をプレーしてみたい衝動に駆られるが、吉川英治の本を読んで三国志ワールドが自分の中に出来上がってしまった以上、ゲームにその世界を壊されたくないという気持ちが強い。それだけインパクトの強い名作である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大きく動く!,
By Takaちゃん (千葉県柏市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34) (文庫)
董卓が死に、曹操、孫策がどんどん強くなっていきます。三国時代につながっていく序章というところでしょうか。 読めば読むほど先が読みたくなります。
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