このシリーズは毎回購入していますが、今回の目玉はなんといってもVer.2.11に対応した情報でしょう。
第一章「基礎知識」として、Ver.2.10→Ver.2.11で変更された点が一覧として掲載されています。
この章では他に、ゲーム画面や特技・兵法の解説、各兵種ごとの運用法などが書かれており、
自城突撃やもぐり槍撃、もぐり弾きといったテクニックも紹介されているので、初心者にもオススメできる内容です。
第ニ章は「計略解説」です。計略範囲について、前回出版された奮迅之心得ではカードに書かれたイラストでの範囲記載だったものが、
今回はミニマップでの実際の計略範囲が写真で掲載されています。
また、計略による武力の変動値などについても、前回は「強化戦法よりやや大きく上昇する」といった
非常に曖昧な表現だったのに対し、今回は具体的に+4や−6といった数値で載っている点から、非常に分かりやすくなっています。
ただし、前回まで号令・妨害など、計略内容によってカテゴリー分けされていたものが、
今回は魏・蜀・呉・・・といった勢力ごとのカテゴリー分けになっている為、
複数勢力で所持武将がいる計略は見つけにくいという難点があります。例を挙げると、
「反逆の狼煙」という計略は主に使われているのは蜀勢力の「R魏延」なのですが、
この本では魏勢力の「UC諸葛誕」の場所に掲載されています。
(別枠で他所持武将の記載がありますが、完全に掲載されていない場合あり。)
それ以外にも、計略の具体的な持続カウントの記載が無い点が、残念な点に挙げられるかもしれません。
第三章は「勢力解説」で、各勢力のキーカードと、その勢力の有名ランカーのインタビューが
掲載されています。インタビューを受けているランカーは皇帝経験者が多く、非常に有名な
方ばかりですので、参考になるのではないでしょうか。後ろには僅かながら、Ver.2.11で
流行し出したデッキ解説が載っています。(刹那離間神速や孫呉天啓など)
第四章は「群雄伝解説」で、三国各勢力の伝や董卓伝・袁紹伝までについてはリストとして
全てのイベント情報が載っていますが、各後伝、呂布伝、馬超伝については、一部のみの
記載ですので、完全なデータを求める人には物足りない内容になっています。
最後の第五章は「遊戯資料」として、コスト・兵種順カード一覧表と、2.1追加カードの
台詞集で構成されています。2.0カードの台詞はこの本には記載されていませんので、
注意が必要です。(戦勝之心得に掲載されています。)
ここまで書いた他に、今回は各章のはじめに有名イラストレーターによる書き下ろしイラスト
とコメントが掲載されている点が見逃せません。獅子猿氏を筆頭に、ニ〜五章の始めに
掲載されており、一見の価値ありだと思います。
内容はWikiのホームページには及ばないものの、2.11での変更点を常に見れるように
しておきたいと考えている方でしたら、この本を購入する価値があるのではないでしょうか。