表紙とタイトルで既に「これは孔明の罠だ」と気付いたアナタはスルドイ!
しかし、罠と気づいてもやらねばならぬこともある。
横山光輝先生のマンガ三国志に学ぶでも、三国志通史を学ぶでもありません。
もちろん、延々とランチェスターの法則を解説するものでもありません。
なのに、読んでいて非常に楽しめます。
初級者向けとして非常に有効です。三国志のエピソード、戦略解説、そして現代の任天堂やパナソニック、キャノン、アップルといった有名どころの戦略エピソードがちょうどいいバランスで記載されています。
本格的に戦略論を学ぶ方は読まなくてもいいでしょう。
しかし、実際に現場で困っている、弱い製品や営業力で戦わなくてはならない、へたをすると担当は自分一人だ、そんな場合も組織では往々にしてあると思います。
そのような場合でも、どのように戦略を使えば良いかも記載してあります。
ランチェスターの戦略以外にもマイケル・ポーターの戦略論やブルーオーシャン戦略にも触れており、楽しく学べます。
金儲けだけを目的にするのではなく、義も大事にするよう説く章もあり、商売の全体像をうまく捉えていると感じました。