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三国志〈第9巻〉
 
 

三国志〈第9巻〉 [単行本]

宮城谷 昌光
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「出師の表」を書き、魏を討伐するための軍を発した孔明。しかし魏軍の反撃と馬謖の拙策で軍は惨敗、孔明は敗因をつくった馬謖に処断を下す―。

登録情報

  • 単行本: 356ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/09)
  • ISBN-10: 416329550X
  • ISBN-13: 978-4163295503
  • 発売日: 2010/09
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bluesbeach VINE™ メンバー
今回は曹丕が亡くなるところから、第4次北伐とその時期の呉にまつわる話まで。
これまで登場人物に対する著者の厳しい評価が下っていたが、それはついに諸葛孔明に向けられた。

「諸葛亮の旗鼓の才は、袁紹程度」。

「諸葛亮はおのれの失敗を馬謖になすりつけたような人であるので〜」。

演義に慣れしたんだ人や、孔明ファンにとっては愕然とするような言葉が飛び出してくる。

もっとも著者も孔明の外交や政治力についての評価は高く、また北伐を経験していく中で、
孔明の軍事的能力が成長していくさまが描かれており、単なるうがった見方でないことは読んでいくとわかる。
いわゆる突然風の向きを変えたり、人を殺すような迷路を作ったりと神のごとき人物ではなく、“人間・孔明”を描くことに徹している。

それは司馬懿や曹休、曹真、張コウにも同様で、非常に人間臭い三国志になっている。
さらに曹休と賈逵の不仲、赤壁後の孫権と張昭との確執など、今回も面白い周辺エピソードが満載で読み応えがある。

また外伝という形で6p程度のおまけが毎巻ついてくる。
今回は太史慈。
それも孫策との一騎打ちに始まる演義おなじみの展開ではなく、まだ青州あたりにいた頃の若き太史慈の話である。
これがはっきりいって面白い。
これだけで一冊作れるのではないかという気がする。
こっちも続きが早く読みたい!
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kojitan
九巻では他の人の作品では評価が微妙だった曹叡が、きちんと評価されています。
正史に基づけばそうだろうと思います。

また諸葛亮の評価が厳しいです。ただし、正しいと思います。
春秋の名宰相管仲より数段劣る人物であり、諸葛亮は能力以上の評価を得てしまったために、
不満に思う人もたくさんいると思いますが、この書籍での辛い評価のほうが本人の実像に近いと思われます。
同時に、だからといって、諸葛亮が無能だったわけではないので注意したい。

三国志が実は四国志だったという「遼東」の公孫淵の件と、
宮城谷さんは本当に緻密に書きますよね。

このかたが漢文の先生だった相当に面白い授業が期待できそうです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
太公望などではやや主人公を神秘的に書いていましたが、
その後春秋戦国の人物を神格化せずに書いてきた宮城谷氏の
文章は読み応えがある。

今回は北伐を行う諸葛亮孔明の未熟さを書いている。
軍事戦略上の対処の問題は予想外だった。

三国志演技などにある面白おかしい設定は爽快感があるが、
こちらは徹頭徹尾人間の行う過ち込みの行いである。

あまたいた三国志の英雄が大方消えて、
曹操以下曹家の衰微が始まり、諸葛亮と司馬いの戦いに入っていく。
五丈原の戦いなど、どう紐解かれるのであろうか。期待したい。
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新たな三国志
今回は北伐中心の展開。

初期に三国志の世界を賑わせた登場人物は物語を去り、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: SlapShot
孔明好きにはきついかも
 中国歴史文学の大家と言われる作家の小説 。嘘八百の三国演義ではなく正史... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 魔蘭
読み応えあり
我々の親しんできた三国志とは
一味違う。

ここでは、孔明も仲達も成長途中として... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: あにも
正史に準拠せず龍頭蛇尾に
楊震の「四知」から饒舌に書き始められた宮城谷版三国志ですが、
この頃ではすっかり淡泊な記述のフィクションとなってしまいました。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: 頑張れ★クラシック♪
北伐メイン
今回は劉備亡き後の蜀を牽引する諸葛亮の北伐がメインに近いです。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: なみ
今回も面白い
フィクション臭を排した正史的三国志の第九巻。
いよいよ諸葛亮が北伐し、蜀と魏の戦いが始まる。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 大森
小さなエピソードの積み重ねですが・・・
曹操、劉備が死して、魏は曹丕、曹叡に、蜀も劉禅に代替わりし、呉の孫権だけが残っていると言う三国志の世界です。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: ringmoo
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