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三国志〈第4巻〉 (文春文庫)
 
 

三国志〈第4巻〉 (文春文庫) [文庫]

宮城谷 昌光
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

董卓に大敗した曹操は、〓(えん)州を拠点に黄巾軍を味方に引き入れていく。だが徐州の陶謙に父を殺され、仇討ちに徐州へ大虐殺の軍を進めている間、〓(えん)州で叛逆が起き、窮地に追い込まれた。朝廷では董卓が謀殺されたが、董卓軍の将たちが幼帝を奪い合い、帝は都を出て逃亡する。孫堅は急死し、息子の孫策は袁術を頼って揚州へ赴いた。文庫版オリジナル書き下ろし『後漢と三国の仏教事情』(二)収録―漢の武帝とシルクロードなど。

内容(「MARC」データベースより)

黄巾の乱を制圧し、統治を進める曹操。一方、董卓は寵臣・呂布に殺され、長安は歓声に溢れた。袁術、陶謙…。曹操の戦いは続く。宮城谷版「三国志」、激動の第4弾。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 390ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/10/9)
  • ISBN-10: 4167259249
  • ISBN-13: 978-4167259242
  • 発売日: 2009/10/9
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 30,362位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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形式:単行本
今回は孫堅が黄祖に倒されるところから、董卓が死に、献帝が長安を脱出するところまでです。

しかし長い。

ちなみに吉川英二氏の三国志(全8巻)では、このくだりは2巻目の前半に位置するから、この調子だと...

“全17巻!!”

すると1巻1年として、17巻目が出るのが...平成30年。

果たして生きてるうちに最終話が読めるのだろうか?

今巻からは三国志ファンには馴染みの人が続々と登場してきますが、三国志を読み飽きた方のために、宮城谷版の違いは、

1.「鮑信」「賈ク」「王允」というような人物の章立てがあり、それはあたかも水滸伝のような感じで準主役級が颯爽と登場してきます。しかもストーリーの連続性は確保されており、なんか新鮮です。

2.三国志は登場人物があまりに多いため、各自の晴れ舞台が終わると忽然と消えてしまうことも多いのですが、今のところ死や没落までが丁寧に描かれています。

3.調査した史実を整理してストーリーを展開しているいつもの作風のようで、演義でおなじみの桃園の誓いとか関羽が華雄をバッサリなーんてなのは出てきません。

三国志演義のファンには戸惑いの多い展開が続きますが、それでも再発見の多い良書ではないでしょうか。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ようやく曹操の周りに集まってくる人物が描かれ、まるでレンガを一つ一つ積み上げるようにして書かれている、宮城谷さん自身「三国志は難しい」と言った苦心の第四巻目である。人物描写は極力、正史三国志を意識してなのか、他の「三国志」では、ずば抜けてこっぴどい性格で書かれている人物でも、自然と人間のできる範囲の凶暴さで、それは引き締まった人物像であり、それぞれの考えが描かれているのが印象的だ。ただ、全体的にレンガを積み上げた壁に丹念に漆喰を熟練した技で塗り固めていっているように感じるものの、袁紹と袁術が大騒ぎしている間に、董卓が殺されているのが、ものすごく後になって書かれ始めたり、徐州で曹操が親父さんを殺されて、大暴れしていたのが、なぜかふいに何の理由も書かれずに撤退してしまったりするという、漆喰の壁にところどころ亀裂があるように感じるのが否めない。やっぱり同時進行で物事を書いていただかないと、読んでるこちらもあたふたしてしまうのだが、三国志全体の見通しをつけている方なら、「ああ、ここであれが繋がったんだな」と納得しながらいけるといえば、全く嘘ではない。ゆえに「三国志は難しい」のだとよく解かるといってよいほど、入念さが伺える。熟練匠の壁にもたまにはヒビが入るらしい、くらいで読むのが一番気楽で良いと思う。劉備も出てきたことだし、まだまだ盛り上がるにはじっくり読んでいきたいと思う第四巻である。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
正に三國志 2010/4/25
形式:文庫
良いです。さすがは古代中国史第一人者の宮城谷さんです。三國志と言えば三國志演義な感じだったので正史派としては嬉しい限りです。レビューみてたらダイナミックさが無いとか貂嬋が出て来ないとか・・まぁ三國志演義派(劉備が正義の将軍と思っている人)にも一度は読んで頂きたい作品ですね。
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