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三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫)
 
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三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫) [文庫]

三浦 しをん
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人気作家にして筋金入りの活字中毒者・三浦しをんによるブックガイド&カルチャーエッセイ集。

内容(「MARC」データベースより)

それでも本から離れられない-。人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。『Gag Bank』『朝日新聞』等に掲載したものに書き下ろしを加える。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 333ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2010/4/5)
  • ISBN-10: 459111757X
  • ISBN-13: 978-4591117576
  • 発売日: 2010/4/5
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は本や漫画に関するエッセイをまとめたブックガイド&カルチャーエッセイ集である。

前半は「書評」集となっている。

ちょっとくだけた口調と爆笑ネタをふんだんにちりばめながら、要点はかっちりと押さえ、ところどころ(特に後半)にきらりと光る名句が象嵌(ぞうがん)細工のように配されている。

読むは、読むは、この人はありとあらゆる本を読み込んでいる。

漫画は勿論のこと

村上春樹、シュナイダー、サド、有栖川有栖、大西巨人を評ずる一方、Vシネマの帝王、哀川翔の自伝『俺、不良品』を(タイトルだけでご飯を三杯は食べられる)と評ずるにいたっては、本書が四角四面な書評とはわけがちがうことが分かろう。

本が好きで好きでというのがこの人の骨格をなしている。

本屋で買った本を家まで待ちきれず、道でよみはじめ、路上駐車の車に激突。

食事のメニューを考えるより先に、食事中に読むものを吟味するというから、

筋金入りの本好きである。

後半のエッセイが抱腹絶倒もの。

特に家族ネタでは爆笑につぐ爆笑。

弟さんを描いた「耐えがたく替えがたいもの」は苦しいほど笑ってしまった。

読者をさんざん笑わせておきながら、最後は「替えがたいもの」という深い言葉で読者の胸をしみじみとさせるのだった。

笑いにつられてつるりと逃してしまいそうであるけれど、ここは著者の思惟に富んだ温かい人間性に触れる箇所でもある。

それは後半の『どらえもん』の書評にも一脈通じる。

書評やエッセイをこんなにも気楽にハミングするように、ときには突っ込みをいれながら書くというのはたやすそうでむずかしい。

あとがきで「書評とは愛の表明でなければならない」と著者は言う。

また「読書は一人きりでする行為のように見えて、常にだれかとつながっている。時空も、虚実の狭間も超えて。だから私は、読書が好きだ」

まさに本好きならではの名言にして、本書の根底を流れるものといえよう。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
直木賞を取ってしまった三浦しをんさんの最新作。

私は小説よりも寧ろ彼女のエッセイのほうが好きだ。

エッセイの面白さはもちろんだけれど、

本が何より好きで、腐女子である、という親近感を

私が勝手に抱いているからだ。

この著書もしをんさんの本への愛が溢れていて、

「分かる分かる」と頷いてしまう。

しかし、直木賞作家になってしまったしをんさんの本を多くの人が手にしたとき、

このヲタク的、腐女子的な思考が果たして理解されるのだろうか、という思いと、

世間に対して秘密にしておきたいその嗜好が白日のもとに晒されるのだろうかという居心地の悪さがある。

朝日新聞に掲載されたブックエッセイやそのほかいろいろとまとめられていて、

非常にお得感があるエッセイだと思う。

できれば世間の方々には腐女子的思考はそっと見ぬ振りをして読み進めてもらいたい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みたか VINE™ メンバー
形式:文庫
 書評とその他。
 一般的な書評家が選ぶ本より、通俗である。その通俗なところが、敷居を低くしており、多くの人に推薦できる本となっている。
 プロの書評家の、特定のジャンルにこだわりすぎた、門外漢には役立たない本とか、書評で自分の知性をひけらかすことばかりに夢中になっている本とかとは全く違う。実用性がある。
 しかも文章はぴかいちに面白く、サービス精神も満点。あらゆる読書家に役立つことと思われる。

 ただ、それはもう読んだよという本も多くなっていることは、しかたないとあきらめるしかないところか。
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しをんさんの暮らしぶりにも親しみが
はんぱでない活字中毒。私は足元にも及びませんが、同じ本好きとして勇気がわきました。よっしゃー、もっともっと読むぞ〜っと。本のガイドとしても面白いのはもちろん、時お... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: かぼす
楽読み本として推奨。
書評と本にまつわるエッセイ(感想文)集。

読んだことがない本が多いが、著者の感覚は推測できる。

楽読み本として推奨。
投稿日: 24か月前 投稿者: kaizen
素晴らしい!
本が読みたくなります。
何にしてもそうだけど、ここまで夢中になれるものをもって生きている人は
幸せだろうなー・・・... 続きを読む
投稿日: 2008/10/27 投稿者: かとちゃん
こゝろの道草にも明暗あり
 マンガ版『神聖喜劇... 続きを読む
投稿日: 2008/10/19 投稿者: モワノンプリュ
ほうほう、なるほどって感じです
三浦さんのお奨め本と、その感想が山ほど♪

ほうほう、なるほどって感じです。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/22 投稿者: しーちゃんミ,,゚Д゚彡y━~~ 
とにかく面白かった!
本についてのエッセイが主ですが、面白かった。三浦しをんのエッセイ初体験でした。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/29 投稿者: t-grandma
妄想力に乾杯!
本の好みは著者とちょっと違いますが、面白かったです(≧∇≦)... 続きを読む
投稿日: 2006/12/11 投稿者: 吉右ヱ門
愛情一本
電車に乗って隣の人が読んでいる本を読んでみる、という

試みは面白いし、真似してみようと思う。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/7 投稿者: 維力(ウィリー)
活字を愛する作家がお仲間の活字中毒者に贈るすてきな1冊
活字中毒で、街角で「喫茶店でお茶を飲もう!」と思うとまず、そこで読むための... 続きを読む
投稿日: 2006/11/30 投稿者: ハンカチ王女
筆者の興味の広さは良く分かるが、ブックガイドとしては・・・
 今年度直木賞を受賞した三浦しをんのエッセイ集。読書をテーマにしたものが集められている。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/28 投稿者: 狸親父
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